ロバート・キヨサキ

『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』 by ロバート・キヨサキ

会社を辞めて、一年経ちました。会社をやめた一つの理由にもっと豊かになりたいというのがありました。残念ながら、まだまだです。今日は、サラリーマン時代に衝撃的な考え方を教えてくれた『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』を個人的に復習し、そして、紹介いたします。

社会人になって、ずっと、同じような職業である方にはこの『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』を読むと違う世界があるということが見えてくると思います。

◆4つのキャッシュフロー・クラドラント

まず、4つの世界があることを説明します。『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』には、下の図が何度もできてきます。ESBIを縦横の線で区切った図です。

E | B
--+---
S | I

Eというのは従業員を表します。代表的なのはサラリーマンですね。会社を所有してない社長もここに入ります。Sは専門技能や専門知識を元に生計を立てている自営業を指します。Bはビジネスオーナー、会社を所有している社長を指します。Iは投資家です。株の売り買いをしているのは、Sになります。

ビジネスのシステムから言うともう少しわかりやすく表現できます。

Eはシステムために働く。Sは本人がシステムとなって働く。Bはシステムを作り出したり、管理したりする。Iはシステムにお金を投資する。

ビジネスのシステムというとピンと来ないと思いますので、簡単に、『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』にでている例で説明します。

ある村に、恒常的に水が不足している村がありました。そこで、村人は共同でお金を出し合って、水を供給してくれる人を募集しました。応募した中から二人を選んで採用しました。一人はさっそく次の日からバケツで近くの川と村の間を往復して水をせっせと運びました。

もう、一人はビジネスのシステムを作りました。投資家、経理、建設の専門家などの人達を連れてきて水のパイプライン=水道を作りました。すると、この水道は人手で行うより明らかに効率が良く、そして、他の村にも応用できるビジネスです。このビジネス・システムは一度作ると後は勝手に発展しています。

そして、ビジネスを作ったり、それに投資する人は、ビジネスが発展すればするほど、お金と時間を得ることができます。これは、図の右側のBやIの世界での話です。逆に、図の左側のEやSはビジネスが発展するとするだけ、忙しくなります。そう、お金はそれなりに入るけど、時間はどんどん無くなっていきます。

◆お金中毒

悪いことに、一度、お金を得る方法を憶えてしまうと、同じ方法でお金を得ようとするのです。これをロバート・キヨサキ氏は、お金中毒と呼んでいます。そう、一度、従業員として、お金を得たら、会社に勤めるしかないと思ってしまうのです。そして、ある特定の視点から世界を見るようになります。

経済的自由を得るには、BかIの世界に足を踏み入れる必要があるのに、EやSの思考にとらわれて動けなくなるのです。ロバート・キヨサキ氏は、自分に次の質問をして、常に、IやBの思考を持てる様にしています。

・パイプラインを建設しようとしているのか、それともバケツで水を運ぼうとしているのか?
・懸命に働いているのか、それとも、賢明に働いているのか?

◆ラットレースから抜け出るには

生活のためにやむなく、EやSの状態に陥っていることをラットレースと呼んでいます。生活のために、手っ取り早く、お金を得ようとすると、自分の時間をお金に換える必要があります。すると、時間がなくなり、勝手にお金を稼いでくれる本当のビジネスや不動産などの資産を作る余裕が無くなってきます。

このラットレースを抜けるには、まず、目先の目標を小さくして、最終的な目標を大きく持つような目標設定を行い、次の方針で臨むのが肝要です。

1.長期的な見通しのプランを作る。
2.あとになって報酬を得ることが肝心だと思う。
3.「複利の力」を自分に有利に利用する。

具体的な7つのステップは・・・『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』を参照して下さいませ。

◆最後に

EやSの世界にいる限り、ビジネスが発展すればするほど、どんどん、忙しくなってくるというのは、イヤになってくるぼど体験したし、見てきました。それを明確に教えてくれた本書は、本当に大きな衝撃でした。

金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント、著者:ロバート・キヨサキ

~経済的自由があなたのものになる 出版社:筑摩書房、ISBN:448086332X

後悔度:★★★★★

★★★★★:読まないと絶対後悔する、★★★★:読まないと、とても後悔する、★★★:読まないと、やっぱり後悔する、★★:読まないと、後悔する気がする、★:読まないと、後悔するかな?

金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント
金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラントロバート キヨサキ 白根 美保子

おすすめ平均
starsラットレースから抜けたい!!と強烈に思った!
starsお金・資産・資本・お金持ちとは何なのかを説明している珍しい本
starsたしかに、、、
stars金持ち父さんシリーズを読んで
stars立場による違い

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楽天ブックス:金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント


◆本では物足りない方へ

本では学べなかったお金に関する知識を日常で実践できるように開発されたプログラム。それがロバート・キヨサキのファイナンシャル・インテリジェンスです。あなたの財務情報を実際に記入しながら学べる初めてのシステムです。

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『世界一読みたかったお金の聖書』 by ザビエル

『お金の聖書』というタイトル通り、お金に関することがコンパクトにまとまっています。要点が掴めます。しかも、読みやすい。更に、悔しいことに、私が情報商材として購入した頃に比較して、内容が充実しています。(笑)ただ、トゲのある表現は取り除かれています。

本書で、「大富豪のダイヤモンド」というのが定義されており、以下の分野の知識が菱形を9つに分けたダイヤモンド型(?)に、うまく、マッピングされています。

1.貯蓄
2.海外投資
3.証券投資
4.ビジネス
5.不動産
6.心理学
7.分析
8.キャッシュフロー
9.レバレッジ

縦型の菱形の上端に貯蓄が、下端に海外投資が位置しており、真ん中にビジネス、その上下に証券投資、不動産が位置しています。ビジネス、証券投資、不動産のまわりに、心理学、分析、キャッシュフロー、レバレッジがあります。それぞれ、関連の深い分野が隣になっています。

それぞれの知識を、概要、分類(どんな種類があるのか)、動機(なぜ学ぶ必要があるのか)、方法(どうしたらいいか)という4つの視点から解説しています。元コンサルタントらしく、きれいに整理しています。

すべての章がそれぞれ良いのですが、特に、私にとって、新しい気づきだと思ったことをあげます。それは、株式投資における10の分析基準、感情のコントロールの仕方、要領のいい人のレバレッジの使い方です。

まず、株式投資10の分析基準は、以下のようになります。

1.投資対象国
2.伸びている産業を見る
3.Sカーブの成長期である
4.マーケットリーダーである
5.流動比率が高い
6.売上の成長率が高い
7.利益の成長率が高い
8.マネジメントの質が高い
9.参入障壁が高い
10.競争力、競争技術がある

確かに、言われてみれば、このような視点から投資対象を選択すると手堅いですね。整理されると一目瞭然で納得しました。

次に、感情のコントロールですが、主に、自分の金銭的なことについての感情をコントロールする方法を述べています。二つを気にかけるだけでよくて、一つめはフォーカス、二つめはBE OPENです。

フォーカスとは、何をしたいのかという目標を持つことです。より、具体的には、紙に具体的に書くことです。そうすると、必要な情報しか、目に入らないので、惑わされることが少なくなります。更に、BE OPENという態度で自分の財務状況を公開して、会計士かファイナンシャル・プランナーにアドバイスをもらうことにより、安心できます。

最後に、要領のよい人のレバレッジは、言葉と時間をスパイに使うことです。言葉とは、目標を立てて、「出来る」というひとです。時間は、期限を決めることです。そうすると、具体的な行動に結びつきやすくなります。

更に、「人格」と「能力」を高めます。この二つは、自分との約束を守ることより、高められます。自分との約束を守ることは、自信をつけることと同じプロセスになります。自分との約束を守ることにより、一見、達成が難しそうことでも、過去の成功経験からできると確信を持てるようになります。

加えて、リーダーシップを発揮して、OPT(他の人の時間)、OPM(他の人のお金)を使うことが出来れば、より、効果が高まります。OPTやOPMは、一見、他の人を利用するような気になりますが、感動や貢献の場を与えうるということなので喜んで参加してくれます。

以上のように、この『お金の聖書』は、お金に関する知識のポイントをやさしく解説した入門書として、非常に、よくできています。


■■ 今日のエッセンス
■■
■■ 感情をコントロールするには、フォーカス、BE OPENで。
■■ 要領をよくするには、言葉、そして、時間をスパイスに使う。

世界一読みたかったお金の聖書(バイブル)
~幸せで豊かになる力が、絶対身につく本
著者:ザビエル、出版社:PHP研究所、ISBN:4569641830

後悔度:★★★★★

★★★★★:読まないと絶対後悔する、★★★★:読まないと、とても後悔する、★★★:読まないと、やっぱり後悔する、★★:読まないと、後悔する気がする、★:読まないと、後悔するかな?

世界一読みたかった お金の聖書(バイブル) 幸せで豊かになる力が、絶対身につく本
4569641830ザビエル

おすすめ平均
stars読みやすかったです
stars繰り返し読むべきバイブル!!
starsもっと早くこの本を読んでいたら、今ごろ大金持ち。
starsお金の本の皮をかぶった人生の指南書。まさに21世紀の私達必携のバイブル
starsつまらない

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『金持ち父さんの投資ガイド(上級編)』 by ロバート・キヨサキ

最近、基本を確認する意味で、「金持ち父さん」シリーズの本を読んでいます。多くの人が、『金持ち父さん貧乏父さん』に、衝撃を受けたと思います。私もその一人で、従業員という世界と別の世界では、その世界観が違うのだと強く認識を促してくれました。そのシリーズの第4弾にあたります。

これを取り上げたのは、投資家になるには、まず、ビジネスオーナーになるベキと主張し、ビジネスオーナーになるにはどのような知識・スキルが必要かを説明しているからです。

その知識が「B-Iトライアングル」という体系にまとめられて説明されています。これは、ビジネスオーナーが必要とする知識・スキルの体系です。本書の言葉を引用して説明すると次のようになります。

「世の中には偉大なるアイディアを持っている人はいくらでもいるが、偉大なる富を得る人はほんのひと握りだ。B-Iトライアングルは平凡なアイディアを大金に変える力をもっている。」

この体系は、それを支える3つの柱と、5つの知識から構成されます。

3つの柱とは、以下のようになります。
1.使命
2.チーム
3.リーダーシップ

5つの知識は、以下のようになります。
1.キャッシュフロー
2.コミュニケーション
3.システム
4.法律
5.製品

印象的なのは、E(従業員)やS(専門家)の世界の人は、個々人でビジネスを行うのに対して、B(ビジネスオーナー)はチームで、ビジネスを行います。しかも、B(ビジネスオーナー)、I(投資家)、S(専門家)、E(従業員)という4つの違うタイプの人から構成されています。また、同じ種類のS(専門家)、E(従業員)も、その詳細は異なります。「ビジネスはチームで行うスポーツだ」とも表現しています。

5つの知識では、「1.キャッシュフロー」は財務・会計の知識があればある程度の予測がつくし、「4.法律」もある程度の予測がつくと思います。「2.コミュニケーション」と「3.システム」については、新鮮に感じました。箇条書きで簡単に示します。

コミュニケーション
1.セールス
2.マーケティング
3.広告、キャッチフレーズ、コピーライティング
4.交渉
5.人前での話し方
6.DMによる宣伝
7セミナーの開き方
8.資金調達

システム
1.オフィスでの日常業務
2.製品開発システム
3.製造および棚卸しシステム
4.注文処理システム
5.代金請求と売掛金システム
6.顧客サービスシステム
7.マーケティングシステム
8.人事システム
9.一般会計システム
10.全般的システム
11.物理的スペースシステム

こうして、必要な知識が一覧になっていると何が不足しているのがよく分かります。本には、更に、もう一段、詳細にブレークダウンして説明しています。参照してください。

印象深い場面がありました。それは、筆者が「洗練された投資家」になる時に、取った行動です。毎年、元旦に親友と登山する習慣を持っており、そこで、去年の目標と結果、そして、新年の目標を互いに確認し合うのです。

「洗練された投資家」になると決めた最初の年は、目標は決めたものの自分自身に自身がなく、自分を過小評価したため、当然の報いで、何の進展もない結果に終わりました。次の年は、その年が半年すぎた頃に、その「洗練された投資家」との面談が切っ掛けで、その第一歩を踏み出すのでした。目標達成の過程が見ることができて、興味深いです。

本書は、最終的に、「洗練された投資家」の世界に踏み出すのに必要な知識を教えてくれます。特に、「B-Iトライアングル」というビジネスオーナーに必須である「平凡なアイディアを大金に変える力」の全体像を整理した形で示してくれます。


■■ 今日のエッセンス
■■
■■ 世の中には偉大なるアイディアを持っている人はいくらでもいるが、
■■ 偉大なる富を得る人はほんのひと握りだ。


金持ち父さんの投資ガイド(上級編)
著者:ロバート・T.キヨサキ/シャロン・L.レクター
出版社:筑摩書房、ISBN:4480863389

後悔度:★★★ (三つ星満点)
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する

金持ち父さんの投資ガイド 上級編 ― 起業家精神から富が生まれる
ロバート キヨサキ シャロン レクター 白根 美保子 林 康史 今尾 金久


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◆本では物足りない方へ

本では学べなかったお金に関する知識を日常で実践できるように開発されたプログラム。それがロバート・キヨサキのファイナンシャル・インテリジェンスです。あなたの財務情報を実際に記入しながら学べる初めてのシステムです。

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『2004年8月ベスト』

8月に紹介した本の私が考えるベストの本を選出します。

基準としては、仕事やビジネスにおいて、「具体的で実行できる」、「実際に役立つ」という2点で判断しています。

番外というを1冊、取り上げています。これは、「特定の人が対象で、すべての人にあてはまらない」、「仕事やビジネスには関係ない」、「行動には結びつかないけど、とても有益で、興味深い知識が示されている」本としています。


1位:『稼ぐが勝ち』 by 堀江貴文
インターネットは数年後にテレビを抜くメディアとして考えて、ある意味、地道に手を打っている様子が伝わってきます。細かい事項が批判されていますが、時代を見る視点を見習っていきたいです。

書評:『稼ぐが勝ち』 by 堀江貴文



稼ぐが勝ち ゼロから100億、ボクのやり方
堀江 貴文

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恐るべし。だがしかし。。。。
賛否両論ですが・・・
稼げそうな気になる

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2位:『お金と英語の非常識な関係(上下)』 by神田昌典
米国は、日本と比較して、10年以上、進んでいます。日本がまだ、工業国として、トップの地位に留まっているのに対して、米国は「知価社会」に突入しています。日本の未来を見る視点を養う手段を教えてくれます。

書評:『お金と英語の非常識な関係(上下)』 by神田昌典



お金と英語の非常識な関係(上) 神田昌典&ウィリアム・リード、スペシャル対談CD付き
神田 昌典

おすすめ平均
日本の行方
英語学習に対する危険な発想
なんということだ、これってヒントだらけじゃないの

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お金と英語の非常識な関係(下)―神田昌典の全情報ソース付き
神田 昌典

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うーん。
海外展開したい人は必読
成功のための行動力が具体的に記述されてます。

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3位:『金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法』 by ロバート・T.キヨサキ/シャロン・L.レクター

レバレッジについての書籍です。レバレッジとは、てこのことです。少しの力で、より大きなものを動かすあの「てこの原理」と同様な効果を得る手法を整理して示しています。この本を読んでから、レバレッジを常に意識しています。

書評:『金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法』 by ロバート・T.キヨサキ/シャロン・L.レクター

金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法
ロバート・キヨサキ, シャロン・レクター, 白根 美保子

おすすめ平均
レバレッジの使い方
ラットレースから抜け出すために。
不動産を買ってみました!

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4位:『加速成功』 by 道幸武久
私も、短期間で成果を上げたいという強いストレスを持っているので、多く
の指摘は、つぼにはまります。セミナーににも参加したためか強く印象に残っています。また、タイムマネジメントの方法について、バランスの取れた17の方法は、特に、手帳に書いて持ち歩いるほど気に入っています。

書評:『加速成功』 by 道幸武久



加速成功―願望を短期間で達成する魔術
道幸 武久

おすすめ平均
メモをとりながら・・・
バランス感覚に満ちた読み易い成功哲学の実践版
心が燃えました。今日から始めます!

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5位:『儲けのDNAが教える“超”競争戦略』 by 鈴木博毅
本書は、「広告が信頼されてない」時代に、どのようにして信用されている
メッセージを発信するかについて、その手法を詳細に教えて、実践的な内容になっています。消費者に伝わってないと感じる方には、とても、参考になります。

書評:『儲けのDNAが教える“超”競争戦略』 by 鈴木博毅



儲けのDNAが教える“超”競争戦略―市場制覇の新法則
鈴木 博毅

おすすめ平均
まだまだ評価するには早いが・・・
この本は難しいと思う・・・
久しぶりにしびれました

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番外:『ニューポジショニングの法則』 by ジャック・トラウト
マインドの法則を説明して、それをもとに、ブランディングの法則を説明します。まず、マインドの原則を丁寧に説明して、具体例を示し、最後に、原則以外の重要なポイントを教えてくれます。

書評:『ニューポジショニングの法則』 by ジャック・トラウト



ニューポジショニングの法則―勝つブランド負けるブランド
ジャック・トラウト , 新井 喜美夫

おすすめ平均
マーケティングとは心理戦である

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『金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法』 by ロバート・キヨウサキ

金持ち父さんシリーズで、私にとって、最も気に入っている本がこの『金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法』です。それは、日常の生活の多くのことに応用できることであり、しかも、ほとんど、すぐに実行が可能なことだからです。

この本の奥付をみると、2003年7月初版とありました。早く読めばよかったと後悔しました。タイトルからして、このシリーズのいつもの事業、不動産投資、株式投資に関する本だと思って、見過ごしていたのですが、違いました。

この本は、レバレッジについての本でした。レバレッジとは、てこのことです。少しの力で、より大きなものを動かすあの「てこの原理」と同様な効果を、ビジネス上でもたらす手段を説明するのが本書のテーマです。

「金持ち父さん」の言葉で、一番大切なのは、「キャッシュフロー」で、二番目に大切な言葉がこの「レバレッジ」です。「キャッシュフロー」では、「持ち家は資産でない」というインパクトのあるメッセージでした。「レバレッジ」も、非常に、インパクトがありました。このレバレッジを「頭脳」、「プラン」、「行動」の3つに分けて、400ページ以上をかけて説明します。

非常に多くのレバレッジが出てきます。有名なのが「OPM」(他人のお金)、「OPT」(他人の時間)です。その多くの中で、私が、特に、気になっているのが、2つあります。

まず、借金、支出、収入、負債について、それぞれの詳細な項目に、良いものか悪いものかを丹念に振り分けることです。同じ借金でも、用途により、その後に収入を生むものとより支出を伴うものがあります。

端的に言って、資産になる不動産購入に使うか、支出のみになる自動車の購入に使うかということです。支出の交友費も、単なる愚痴の言い合いになる飲み代か、お互いに刺激しあう人との飲み代では、大きく意味合いが異なります。

本書では、「弾丸の込められた銃を扱うように充分注意して扱う」と表現されています。

そう一つが、コンテキストを広げることです。本書では、コンテンツとコンテキストを対比して説明しています。コンテキストはものの見方をいっており、世界観、価値観、パラダイムといもいえます。一方、コンテンツは、味方に対する深さになります。経営者の見方に対する経営学、IT技術者に対する情報工学というところでしょうか。

コンテンツは主に大学などの学校で教えられます。それに対して、コンテキストはセミナーで知ることができます。

日々のお金使い方を吟味して、未来に対して有効に使用して、同時に、いろいろなひとのものの見方を知り、それぞれの価値観が組み合わせて最大の効果を得られるようにすると、案外、簡単に成功できるかもしれませんね。


■■ 今日のエッセンス
■■
■■ お金を、充分に注意して、扱っていますか?
■■ コンテンツではなく、コンテキストを広げることを意識しましょう。

金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法
著者:ロバート・T.キヨサキ/シャロン・L.レクター、出版社:筑摩書房、ISBN:4480863478

後悔度:★★★ (三つ星満点)
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する

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金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法


◆本では物足りない方へ

本では学べなかったお金に関する知識を日常で実践できるように開発されたプログラム。それがロバート・キヨサキのファイナンシャル・インテリジェンスです。あなたの財務情報を実際に記入しながら学べる初めてのシステムです。

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『実践的オンラインマネー獲得法』 by ロバート・G. アレン

【情報起業を考えている人は、是非、読んでみるべき本】

訳者のあとがき、「えげつない」という表現が使用されているほどの実践的内容の本です。300ページ以上のボリュームの本で、情報がぎっしりと詰まっています。

最初の章に、この本の内容のアイディア出しを行ったチームに、こう問いかけます。

「24時間で、24,000ドル、稼がないと、銃殺されるとする。あなたなら、どうしますか?」

そう問いかけられた結果、えげつないほど実践的な内容に仕上がっています。

私が、特に、興味深く感じたのが、3つ、あります。

1つ目が、顧客に、商品を提案するときに、6つのポイントで説得するというものです。これは、『影響力:説得の心理学』(ロバート・チャルディーニ著)で、提示されているものです。


影響力の武器―なぜ、人は動かされるのか

以下、示します。

1.相互作用:無料セミナー等のプレゼントをされると、人はお返しをしないでは、いられないことを利用します。
2.約束と継続性:小さなことに対して、YESを言ってもらい続けると、最終的に、大きな提案に対して、YESと言ってもらいやすい。
3.社会的証明:わかりやすく言うと、人気のあるものに対して、人は惹かれやすい。
4.好み
5.権威:学者やマスコミが取りあげると、YESと言ってもらいやすい。
6.希少価値:数や購入期間を限定すると、弱い。

2つ目が、アフィリエイトの使い方です。通常、アフィリエイトは、自分のウェブサイトやメルマガに掲載して、手数料を得ます。本書で示しているのはひとひねりした方法です。

まず、アフィリエイトを他人のサイトやメルマガに掲載して、手数料から広告料ひいた差分の利益を得ます。次に、アフィリエイト先に行く前に、顧客のアドレスと名前を得ます。この得たアドレスに対して、何度か、売り込みをかけるのです。これは、一度、購入した顧客は再度、関連した商品を購入する確率が高いからです。

3つ目が、ジョイントベンチャという方法です。自分がもっているメールアドレスのリストに対して、有利な条件で、商品の購入を勧めるものです。例として、クリーニング屋が持っているメールアドレスのリストに対して、クリスマスのプレゼントとして、ある宝石店の商品が20%安くなる特別なチケットを発行するのです。すると、顧客、自分、提携先の三者が得をするということになります。

すると、宝石店は広告費を安く済ませることができます。クリーニング屋も、手数料を受け取ることになります。顧客も、安価な値段で宝石を購入できます。

実例も豊富で、アメリカ産の本らしく、分かりやすく整理されています。じっくりと読むといろいろな応用例を思いつきます。情報起業を考えている人は、必読の本です。

実践的オンラインマネー獲得法~あなたのサイトにジャンジャンお金が流れ込む!!
著者:ロバート・G. アレン、出版社:東急エージェンシー出版部、ISBN:4884970942

後悔度:★★★
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する


実践的オンラインマネー獲得法―あなたのサイトにジャンジャンお金が流れ込む!!

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『「お宝不動産」で金持ちになる!』 by 沢孝史

【不動産市場の流れと銀行のスタンスの変化で、今が、チャンス?】

『金持ち父さん貧乏父さん』のロバート・T.キヨサキ氏の本を読んでも、不動産投資をやろうかと思わないが、本書を読むと「なんだか、やってみたい!」と思ってしまいました。

本書の冒頭を読んで、サラリーマンでありながら、年間家賃収入:2,500万円、不動産の購入総額としゃく入金の総額の差が、1億円もあるということに、インパクトを受けます。しかし、「なんだか、やってみたい!」と思った理由は別にあります。

まず、本書をみて、嬉しかったことが、『数字』がふんだんに使われているのです。特に、「お宝不動産」か否かを判断する基準をキチンと説明しています。「ノウハウをここまで、さらけだしていい?」と思うほど、書かれています。実際の数字のデータがあるとないのでは、計画段階の作業からして、雲泥の差があります。

そして、タイミングがいいのです。不動産市場の現状は、インカムゲンイよりも、いまだに、キャピタルゲインを重視した価格の付け方になっています。つまり、アパート経営で利益を出すことを前提としていた不動産価格の付け方より、売り買いの差で利益を得る立場での価格の付け方になっています。そして、売り買いの差で利益を得る立場での価格の付け方からみると、底値になっており、アパート経営で利益を出す立場からするとお宝不動産がでる可能性が大なのです。

一方、銀行の融資のスタンスに変化が出てきて、担保主義から、不動産の評価を事業経営として見るスタンスに、一部ですが、なっているようです。一部というのが重要で、そういうスタンスの銀行を見つけられれば、他の不動産投資家に差を付けることができます。

銀行の融資スタンスをなぜ、気にするか不思議に思う人もいるかもしれませんが、一般的なサラリーマンを考えるとその資金は銀行から得ることが現実的だからです。

ちなみに、不動産を地方で購入するべきか、都心の物件を購入するべきかを本書で、比較検討しています。その結論は、地方の方がいいのではないかという結論です。2つ、理由があります。一つ目が、物件の売買ペースが遅いため、お宝不動産か否かの見極めがつきやすいこと、二つ目は、都銀と地方銀行のスタンスの差から、都銀のほうが不動産を事業として見ており融資が受けやすく、都心にいい物件が残っている確率が少ないからです。

最後に、著者の投資スタンスがいいのです。連帯保証人は、利益を共有しない間柄でないと立てないこと、つまり、自分の妻以外に連帯保証人を立ててないのです。そして、本書の記述スタンスが冷静で公平的なものなのです。特に、コンビニ経営で失敗して、当時の財債をほとんど持ち出していますが、その描写も淡々として、びっくりします。これらから伺える誠実な人柄が、本書の信憑性を高めています。

以上のように、使える数字が載っていること、タイミングがいいこと、誠実な著者のスタンスに共感を覚えることの3つから、「不動産投資っていいかも!」なんて、感じました。本書に、お金持ちの収入源の分析があるのですが、多いんですよね、不動産からの収入が。

情報起業は、気軽に参入できるのがいいのですが、逆に、競合も多そうです。不動産投資は、ある程度の元手が必要なため、競合の数も少ないので狙いかもしれませんね。

未来日記に、不動産投資を追加します。目標が一つ増えると楽しくなってきます。

「お宝不動産」で金持ちになる!~サラリーマンでもできる不動産投資入門
著者:沢孝史、出版社:筑摩書房

著者のホームページは、下記のURLになります。
http://www.otakarafudousan.com/

後悔度:★★★
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する


「お宝不動産」で金持ちになる!-サラリーマンでもできる不動産投資入門


◆情報発信

本書は、メルマガが縁で知ることができました。情報発信は、大切ですね。

◆フォトリーディング

フォトリーディングの講座を今日から3日間、受けに行きます。楽しみ!きっと、本好き、または、本好き予備軍に会えるのですから。あっ!このメルマガを宣伝するいい機会かも。両方、頑張ってきます。

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『会社にいながら年収3000万を実現する』 by 和田秀樹

会社をやめずに、成功するまで仮説検証を繰り返すためのスタンス

自己の幼少の頃から現在に至るまでの体験をベースに語る「和田流」の弱小企業戦略かなという印象です。

和田氏が現在に脈々と繋がる学生イベントビジネスの開祖というのが興味深く読むことができました。そこを起点に、消費者の立場に立ってみると風景が一変するような実例を挙げて、ビジネスチャンスの例を次々と披露してくれます。

机貸し業:ワンルーム・マンションを借りて、自習室として学生に貸す。
ナンの秘密:ナンは他の世界で一番やすくできるパンであり、本格的に見えて高く売れる。
格安で土地を得る:競売物件を3割安で手に入れ7割をうり、ただで3割を手に入れる。
素人ワイン評論家:素人の下によるワインの格付けで有名なロバート・パーカー。
VAの価値:"助平な視点"をこだわる高橋がなりのスタンス。

筆者が主張する成功する秘訣は以下の通りです。

・売れた本の周辺にビジネスチャンスは転がっている。
・「大切なところ」は手を抜かない。
・苦しくても、初心を貫いて手を抜かない。
・損きりの境界線は明確に引く。
・「金儲けが動機」の方が人間は育つ。
・数百のアイディアを出すことにより、アイディアの質が高まる。
・常に、理系の実験のように、仮説検証を行おう。
・ネットやメディアの知識は薄っぺらだけど、体験は立体的で貴重。
・何度もビジネス・アイディアを試せるように、低コストで始めよう。
・自分の業界の体験や個人の消費者としての視点をビジネスに活かそう。
・顧客の感情を考えよう。
・デフレ環境でも、値段が下がってないものを探そう。
・「未知との遭遇」で、失敗する良い失敗経験を積もう。
・うまくいくまで、性懲りもなく工夫して続けよう。

実際、大量生産大量消費の製造業が幅を利かせた時代は終わりを告げて、多様な選択を良しとする成熟した時代に、ビジネスの世界の住人が対応できてないように感じます。その隙をついて、筆者の主張する個人の試みが社会にちょっとした選択できる豊かさを提供する対価に、個人が大きな収入を得るいい機会なのかもしません。

会社にいながら年収3000万を実現する-「10万円起業」で金持ちになる方法
著者:竹内均:和田秀樹、出版社:詳伝者

後悔度:★ (三つ星満点)
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する



最近、どうも、年収xxxx万円みたいな本に弱いです。

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『ロバート・アレンの実践!億万長者入門』 by ロバート・アレン

「ロバート・アレンの実践!億万長者入門」という本を読みました。なんとなく、表紙が怪しくて、分厚い本なので、読む気がおきなかったのですが、あるきっかけで読んでしまいました。ネットワーク・マーケティング(マルチレーベル・マーケティング)以外は、まともな事が書いていました。お勧めかも。

特に、最初の章では、節約を勧めており、納得のいくものでした。つまり、お金の価値を認識して、コントロールし、計画することを勧めています。

価値の認識では、複利計算を使用して、日々の生活の節約がどれほど大きなお金になるのを認識します。ただ、最近の低金利時代だと説得力にかけます。しかし、毎月の支払いで少しでも、減らせる支出がないか考えた方がいいですよね。この本を読んで、CATVと固定電話をやめようかと決心しました。合計、毎月5千円ちょっとですが、一年で、5万以上は大きいですよね。

次に、コントロールとして、レシートを受け取り分類し、記録を勧めています。これは、日々のお金の使い方についての傾向や(日本のサラリーマンには関係ないが)税金の申告の際に控除を得るれることをあげています。記録し意識する事で、10%減らせる作用もあるようです。確かに、これは、英語の学習で、学習時間を記録すると時間が増えるのと似ているかも。偶然、少し前から、家計簿ソフトを使用していまして、記録する事で以前より支出が減りました。給料ぎりぎりから、少し、黒字になりました。これは、たまたま実施していました。

最初の章の最後は、計画です。これは、端的に言うと「秋に麦藁帽子を買う」ことです。計画を立てて、底値で購入することです。これは、取り入れてみようかな。ついでに、クレジットカードを持たないと言うのも、30%ほど支出を減らすそうです。早速、緊急時で使用する1枚を除いて、解約しようかと思います。

次の章は、「投資する」です。結論から言うと、株式投資とはインデックス・ファンドを投資対象にして、購入タイミングは考えずに、ドル・コスト法(毎年一定金額で株を買う)で購入するというものです。これは、有名な話なで以前から知っていました。ただ、日本の場合、以前、インデックス・ファンドが少なく、あっても、そもそも投資信託の手数料が高いので魅力的でなかったのです。ただ、最近は、もしかしたら、改善されているかもしれませんね。調べてみようかな。

また、後半の情報ビジネスについては、この本のおかけでちょっとしたアイディアを思いついたので、そのうち、試してみようと。なかなか、有用な本でした。

ロバート・アレンの実践億万長者入門~ 生涯続く無限の富を得る方法、著者: ロバート・G.アレン /今泉敦子、出版社:フォレスト出版、ISBN:4894511258

後悔度:★★★
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する

ロバート・アレンの実践億万長者入門 ― 生涯続く無限の富を得る方法
4894511258ロバート G. アレン 今泉 敦子 神田 昌典

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