本田直之

レバレッジ人脈術 by 本田直之

『5×5マスで夢がかなう! 倍速実現マップ』という本で、目標達成のために、5つの視点からその要素を書き出すワークをしていると、「人脈」という要素が完全に抜け落ちているのが分かりました。

それで、『レバレッジ人脈術』を読み返してみると、自分が「人脈」という言葉から連想される負のイメージが払拭されるようなコンセプトで書かれているため、新鮮に感じましたので、ご紹介します。

◆目的

『レバレッジ人脈術』では、以下の「人脈」から期待できるイメージとは異なる目的で書かれています。以下は目的にしません。

1.すぐに人脈を作りたい
2.有名人・実力者と知り合いになりたい
3.人脈を利用して、自分だけ得をしたい
4.不特定多数が参加する会を主催したい

『レバレッジ人脈術』の人脈作りとは、人脈を作ると言うより、情報を交換したり、人を紹介したり、重樹会ったりして、一緒に成長していけるようなマインドの高い仲間を作ることにあります。

成長していく仲間ができると自分への大きな刺激になります。仲間がレベルを上げていくと、自分に対して大きな刺激になります。仲間の成長スピードがあたりまえになると自分が成長するスピードもその仲間と同じように早くなります。

そして、自分一人だとしたら、実現するのが難しいと躊躇することも、仲間が実現できると「あの人ができたのだから、自分にもできる」という感覚を持つことができるのです。

◆アーリーステージの企業に投資するVCの精神で

人脈は自分の大きな目的に沿って、ゆっくりと作るべきものなのです。というのは、既に高いレベルの人と人脈を作ろうとしてもその相手に認めてもらうにはかなりのことをしないといけないし、関係を深めるには難しいものがあります。

それよりも、企業のレベルでいうアーリーステージという初期の段階で人脈を形成する方が、後のリーターンが大きくなります。また、そのようなアーリーステージの人とは人間関係を深めるのは容易ですし、相手への貢献も比較的容易です。お互いに成長していくことにより得られるメリットも大きくなるはずです。

上記のことや長くつきあうために、人脈を作るときには知名度よりも方向性やマインドが合っている人を選ぶ方が判断するのがいいのです。

◆ネットワーク構築の一歩目

ネットワーク構築には、まず、一対一で合うことが大切です。圧倒的に一対一の方が濃厚なコミュニケーションが取れるからです。複数になると一人当たりのコミュニケーションが1/2、1/3と激減してしまうからです。

そして、会う前は徹底的に相手のことを調べ尽くして、貴重な交流の時間を自己紹介に終わらせないようにします。相手のサイト、ブログ、本、セミナー、その方の属している会社を徹底的に調べます。また、自分の事を理解してもらうために自己紹介用のデータをサイトに掲載しておきます。

◆レバレッジ・ネットワークへ

人脈が「一対一」の関係から「多対多」になれば強力なネットワークになります。その成果を象徴するのが「会」です。開くたびにおもしろい人が増えていきます。このような「会」は、参加者に以下のメリットが生まれてきます。

1.マインドが伝播していく
2.具体的にイメージができる
3.情報・ノウハウが共有できる
4.人のつながりが共有できる
5.自動的に成長していく

このような会を成功させるポイントはカテゴリーを絞ることにより生まれてきます。人数もあまりに多すぎては関係が希薄になるので避ける方が良いでしょう。

◆まとめ

一般的にイメージする「人脈」は短期的に成果を一方的に受けるような漢字ですが、冷静に考えると無理があります。その点、レバレッジ時脈術では、長期的視点で、お互いにメリットがある方法なので無理が無く、自然に成長するようなネットワーク作りにフォーカスしています。


◆レバレッジ人脈術
著者:本田直之
出版社:ダイヤモンド社

後悔度:★★★★

★★★★★:読まないと絶対後悔する、★★★★:読まないと、とても後悔する、★★★:読まないと、やっぱり後悔する、★★:読まないと、後悔する気がする、★:読まないと、後悔するかな?

レバレッジ人脈術
レバレッジ人脈術本田 直之

おすすめ平均
stars人脈の基本は「コントリビューション(貢献)」
stars相手に貢献できることは何かを考える
stars親友は感性と自然が生み出す。人脈は磨かれた人柄で創り出す。
stars「ビジネスマンにとって、人脈が大事だ。」
stars意味不明 レバレッジ???

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面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則 by 本田直之

おなじみの本田さんの本。法則のすべてが「面倒くさいから」で、始まっています。

特に、おしろいと思ったのが、「根拠を探す」です。その根拠となるのが「脳科学、スポーツ、投資、経営」という領域のノウハウで、「スポーツ」をあげているのが意外でした。また、パソコンを毎シーズン買い換えるというはビックリです。

面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則
面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則本田 直之

おすすめ平均
stars本当のめんどくさがりやには・・・?
starsものたりない。
stars面倒な事ってなくならないの?!
stars良いみたいです。
stars「面倒くさい」の免罪符

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レバレッジ・マネジメント by 本田直之

レバレッジ・シリーズの最新刊がこの『レバレッジ・マネジメント』です。今までのレバレッジ・シリーズは個人レベルのレバレッジ・ノウハウを提示してきましたが、今回は企業全体のレバレッジを扱っています。経営者や事業を預かる人にとって、読み応えのある内容になっています。

会社単位のレバレッジなので、今までの個人のレバレッジとは異なるノウハウが示されていて、新鮮に感じます。そして、68のノウハウを後で振り返ることが出来るようにチェックリストがついており、実用度の高い本に仕上がっています。

◆営業活動はインプット

営業は売り込むことではなく、インプットの活動です。最も、優れたインプットは「顧客からのインプット」であり、これを担うのが営業です。

具体的なレバレッジ営業の手順は、まず、自分を知ってもらうためのトークと、業界全体の動向、最新のトレンドというような顧客に価値のある話をします。次に、「ところで、御社はどうですか?」と投げかけます。その回答を「顧客ニーズ」や「業界の動向」としてインプットしていきます。もし、教えてくれたニーズを解決できるサービスや商品を提供できるのなら、提案します。

ただ、一回の商談だけで、顧客のニーズに合ったものを提供することはできないのですが、その業界の会社と多く会ってインプットを続けていると、ある時点でインプットの臨界点を超えて、営業担当者のスキルが飛躍的にアップします。

その後は、幅広い情報の持ち主として、顧客から多大な信頼を獲得します。そのうち、紹介なども得られて、営業の成果は大きなものになります。

◆ベンチャーでうまくいっている会社とそうでない会社の差は?

その差は積み上げ型の売上がベースのビジネスか、一過性の売上がベースのビジネスかに依存します。

「今年あがった売上は、今年だけのものだろうか?来年も確実にみこめるものだろうか?再来年はどうだろうか?」の問いに耐えられるビジネス・モデルでないと、常に、売上を追い求めることになります。更に言うと、新しい顧客を求め続けるので、ノウハウが蓄積されず、ビジネスが不安定になります。

◆トップ20%の社員のケアをしよう

20対60対20の法則があります。それは、どんな組織でも、20%の人はどんな状況でも頑張る人で、自分で考えて行動できる人です。また、20%は如何に状況が良くても常に文句を言う人たちです。60%は周りの状況に引きずられる人です。

会社の状況が悪化し、全体の雰囲気が悪くなった時、下位の20%の状況を変えて、会社全体に悪影響を及ぼさないようにしようとしても、効果が上がりません。結局、この20%は何をしても変わらないのです。

しかし、トップの20%をケアするようにしたら、その20%はもともとポジティブな人なので、より積極的な役割を会社で果たします。そのトップ20%が多数派の60%の人を教育して会社の雰囲気がよくなります。トップ20%へのケアは会社全体の雰囲気を変えます。

◆まとめ

取り上げた3つのポイントは、新鮮で興味深く感じたものを取り上げました。ただ、新鮮でもなく興味深くもない平凡なことが、実は、とても成果をあげる要因であることが多々あります。

なので、もし、活用されることを考えているのなら、本書を購入し、日々、チェック・リストで行動を確認することをお勧めします。

それにしても、装丁がカッコイイですね。しかも、紙のカバーを取るとまるで洋書のビジネス書ぽい色合いです。カバーを外して持ち歩くと、より、注目を集めそうです。


◆レバレッジ・マネジメント
~少ない労力で大きな成果をあげる経営戦略
著者:本田直之
出版社:東洋経済新報社

後悔度:★★★★★

★★★★★:読まないと絶対後悔する、★★★★:読まないと、とても後悔する、★★★:読まないと、やっぱり後悔する、★★:読まないと、後悔する気がする、★:読まないと、後悔するかな?

4492043276レバレッジ・マネジメント―少ない労力で大きな成果をあげる経営戦略』
本田 直之
東洋経済新報社 2009-01-16

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■過去に紹介した本田直之氏関連の本

『パーソナルブランディング』 by ピーター・モントヤ/ティム・ヴァンディー

『レバレッジ・リーディング』 by 本田直之

『レバレッジ時間術』 by 本田直之

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脳が教える!1つの習慣 by ロバート・マウラー

野心的な目標からダイエットや良い習慣を身につけるというな身近な目標まで、なぜ、人は簡単に変われないのかを解き明かし、どうしたら、変われるのかを明らかにした本です。

一流の人が無意識のうちに脳の拒絶反応を迂回しているやり方を明らかにして、どうしたら彼らのようになれるのかを提示してくれます。

本書『脳が教える!1つの習慣』の著者ロバート・マウラー氏は、UCLA医科大学の臨床心理学士であり、医療現場はもちろん、医学的アプローチのコンサルティングを行っている方です。なので、本書は説得力があります。

◆変化は危険?

脳は「大きな変化は危険なことだ」と認識して、恐怖を感じます。変化は安全な領域からはずれて、危険な領域に踏み込む可能性があるからです。
恐怖を感じた脳は逃げるか攻撃するかどちらかの行動をとります。

このような理由から大きな変化(野心的な目標やダイエットなど)をもたらすことは、無意識のうちにさけるようになります。それが、例えば作曲家を目指している人が気が付くとテレビの前にいて、いつも、変わりない行動を取っている理由なのです。

これを解消するには、まず、あまりに小さすぎて、その行動に意味があるとは思えないような小さな行動を起こすことから始めるのがコツです。なぜなら、ばかばかしいほど小さな行動を脳がそれを見逃すからです。そして、習慣になった頃に、徐々に拡大していくのです。

◆手順

行動を変えるには、次の6つの手順をふみます。すべて、小さなことから始めるのです。

・恐怖をとりはらい、想像力を刺激するための「小さな質問」
・指一動かさずに新しいスキルや習慣を身につける「小さな思考」
・かならずうまくいく「小さな行動」
・とんでもない危機に直面していてもできる、「小さな問題解決」
・最高の結果を出すために、自分や相手に送る「小さなご褒美」
・他の誰もが見落とした、「小さな決定的瞬間」を察知する方法

この手順のなかから、「小さな質問」を説明します。「小さな質問」は最初に脳の防御壁を突破する大切な一歩だからです。そして、脳は質問が大好きで、質問されると勝手に答えを探し始めます。

◆小さな質問から始めよう

小さな質問の力は、次の例から明らかです。

業績不振の対策を考えるときに、
「わが社を業界ナンバーワンにするために何をすべきだろう」
という質問をしても、あまりに質問が大きすぎて、答えが出ません。

しかし、
「作業手順でも、製品をよくするアイディアでもいい。すぐに実行できそうな極小さな方法は?」
という質問をすると非常に沢山のアイディアが出てきます。その答えは大したことがないように見えるアイディアも、実は、大きな改革に繋がるアイディアが意外に出てきます。

◆具体的な小さな質問の活用方法

まず、習慣化のために脳のプログラムを直すには時間がかかるものだと認識しましょう。それが前提になります。そして、それが為に数日あるいは数週間、繰り返し同じ質問をしる必要があります。

以下、用途別に上げています。

・自分が不幸だと感じている場合に。
「絶対に失敗しないのなら、これまでと違うどんなことをやってみようか?」

・具体的な目標達成には
「目標達成に向かって私にできる小さな一歩とは?」

・誰か(上司、スタッフ、義父母、隣人など)といつもぶつかる状況を何とか解決したいなら、毎日こうといかけてみよう。
「相手の長所を一つあげるとすればなんだろう?」

・悲観的な気分や否定的な気分の時。
「小さなことでいいから、私の特別な店を一つあげるとすればなんだろう?」

◆まとめ

このように脳は安全な毎日を守るために、それが明らかによいことだと意識では認識しているのはずなのに、変化への行動を邪魔します。それをくぐり抜けることが小さなことなのです。

ちなみに、この方法は日本語では一つの言葉で表すことができます。それは、「改善」です。この「改善」は英語の単語にもなりました。


◆脳が教える!1つの習慣
~始める力・続ける力変わる力
著者:ロバート・マウラー/本田直之
出版社:講談社

後悔度:★★★★★

★★★★★:読まないと絶対後悔する、★★★★:読まないと、とても後悔する、★★★:読まないと、やっぱり後悔する、★★:読まないと、後悔する気がする、★:読まないと、後悔するかな?


脳が教える! 1つの習慣
脳が教える! 1つの習慣本田 直之 中西 真雄美

おすすめ平均
stars読みやすいです
stars面白かったです。
stars繰り返し読みたくたった本です
stars小さな習慣が格差を生む
stars真理は単純にできている。

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『レバレッジ時間術』 by 本田直之

本田直之氏より、「レバレッジ」シリーズの第二弾がこの『レバレッジ時間術』です。この『レバレッジ時間術』で、一番に印象に残ったのが、本田直之氏の生活スタイルです。

本田直之氏が提唱する時間割の一例で自分の時間割を例示していました。そのページを見ると、午前に情報のインプットとジムでの体力作り、11時半からの2時間の昼食、その後、5時間の仕事、19時からの会食と非常にバランスの良い生活です。こんな生活にあこがれますね。

さて、この『レバレッジ時間術』では、時間管理に投資の発想を取り入れれば、「一時間かかったことを5分で終わらせる」ことが可能だとのべ呈します。さらには、労働環境の変化により、生活スタイルを変える必要があることを強調しています。

変化とは、2つあり、まず、肉体労働から頭脳労働に移行していることをあげています。頭脳労働は肉体労働に比較して、そのノウハウにより大きく生産性がことなります。つまり、ノウハウに投資のしがいがあります。

更には、終身雇用制や年功序列などに代表されるような会社組織に長期的に依存するような形態から、成果報酬や転職に代表されるようなより成果を出す必要な雇用形態に移行しつつあります。

そんな状況なので、アウトプットがより重視される社会の中で、時間あたりの成果をどのように高められるかが求められています。

◆3つの手法

本田直之氏が提唱している時間管理の手法は、以下の3つになります。

・俯瞰逆算スケジューリング
・時間割
・タスクリスト

簡単に、その3つを紹介します。

◆俯瞰逆算スケジューリング

これは目標が決まると、その達成すべき事を逆算して、スケジューリングしていくことです。比較的長期になることから、月間カレンダーが役に立ちます。

〆切と目標を決めると、必要な作業をピックアップしていきます。それを月間カレンダーに割り当てていきます。目標に必要なことをあらかじめ、天引きしていきます。そうすると、比較的スムーズにスケジューリングがうまくいきます。うまくいかない場合は、工夫をしていくことになります。

◆時間割

ビジネスで成功されている人は、多くの場合、決まった時間割を持っているようです。この時間割の効果は、あらかじめやるべき事をパターン化して、かつ、日々その時間割で動いていることにより、すぐに、作業に移れることがあげられます。

つまり、無駄な思考や行動が排除される効果があります。頭も体も自然に日々の業務を効率よく、片づけることが出来ます。

◆タスクリスト

タスクリストとは、ある特定の成果を上げるのに必要な要素になります。これを毎朝、確認し、日々のゴールとします。ToDoリストと異なる点は、ToDoは受動的で、タスクリストは能動的なことです。ToDoリストでは優先順位を決めてやるか否かを決めますが、タスクリストは全て必要不可欠なことなのでの優先順位をあえて付けるとAになることです。

◆まとめ

『レバレッジ時間術』の骨の部分しか紹介していませんが、本書にはこれ以外にも昼寝の効用、早寝早起きではなく早起き早寝にするなど、興味深い事柄が説明されています。

本書を参考にして、本田直之氏の生活パターンを送りたいものですね。ちなみに、氏は半年をハワイで過ごしています。それを目標として、逆算すると経営者になる必要性を感じたそうです。こちらも、まねしたいモノです。

◆レバレッジ時間術
~ノーリスク・ハイリターンの成功原則
著者:本田直之、出版社:幻冬舎

後悔度:★★★★★

★★★★★:読まないと絶対後悔する、★★★★:読まないと、とても後悔する、★★★:読まないと、やっぱり後悔する、★★:読まないと、後悔する気がする、★:読まないと、後悔するかな?

レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書 ほ 2-1)
レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書 ほ 2-1)本田 直之

おすすめ平均
stars発想の転換
stars世の中そううまくはいかないよ
stars概念は秀逸だが。
starsどこへいこうか・・・
stars類書に比して得るところがある

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『レバレッジ・リーディング』 by 本田直之

お気に入りの本『パーソナルブランディング』を翻訳された本田さんの本をご紹介します。

本田さんは翻訳者ではなく、上場企業の経営に参画されていたり、経営コンサルの会社の社長をされたりと多様な活動をされている方です。

◆一冊が15万円のリターンを生む『レバレッジ・リーディング』

『レバレッジ・リーディング』とは、本に書かれている知識や筆者の経験を共有して、自分のビジネスに活かすことを指します。ビジネスにおける試行錯誤をする手間を省くことにより、成功への最短ルートを目指すことを目的にします。

本田氏のまわりの経営者によると、本の価格の100倍のリターンを得ています。投資活動と考えると非常に大きなリターンと言えます。また、損をすることはほとんどないので、ローリスク・ハイリターンの投資といえます。

レバレッジ・リーディングでは、速読よりも多読を重視しています。多読することにより、より多くの意見を知ることにより、特定の偏った見方を防ぎ、自分に合う意見を見いだすことができます。

さらに、レバレッジ・リーディングは、実践での活用を重視します。インプットと同様に如何にその知識を消化し実践できたかを気にします。

◆本探し

投資としての読書を考えると、本探しは如何にいいパフォーマンスを自分を通して、実現するかにかかっています。そのため、以下のことを基準に探します。

・目的を明確にして、それに合う本
・自分にやれそうな内容が書いてある本
・学者が書いた教養型よりも実際の知恵がつまった経験型の本
・トレンドや自分の直感で選ぶこともある

実際に選ぶには、以下の手段によって選ぶのが効率的です。

・友人・知人の薦め
・書評メルマガや本を取り上げているビジネス・メルマガ
・新聞や雑誌の書評欄やビジネス書の広告、特に日経新聞

◆読み方

読み方を簡単に紹介すると、以下の様になります。

1.本を読む目的を明確にする
2.制限時間を設定する
3.目次や筆者プロフィール等で全体を俯瞰する
4.ナナメ読みで、大切な部分に線を引き、そのページに折り目を付ける

詳細は本書でご確認下さい。

◆反復と実践

レバレッジ・リーディングでは、この「反復と実践」が重要です。反射的に本で学んだ内容を実行できるまでに、高めていきます。ちょうど、受験勉強で、知識を習得しそれを試験でその知識より問題を解けるようになる過程と似ています。

まず、レバレッジ・メモという本から抽出した要点をまとめたメモを作製します。これは、一週間に一度、読んだ本から機械的に線を引いた大切な部分をメモに転記していきます。メモはPCで作製します。

この時、自分でいくつかのジャンルを設定していき、抽出したエッセンスを分類すると便利です。このレバレッジ・メモを時間が空いた時に何度も読みます。それにより、実際に必要な場面にその知識を即座に思い出して使用することができます。

◆まとめ

通常の読書とは異なり、レバレッジ・リーディングは、如何に効率よくビジネス上の問題に対応するかという問いかけから逆算して組み立てられた効率のよい知識吸収システムに見えます。

本を読むということより、自分に不足している知識や経験を効率よく吸収する方法がたまたま読書に類似していたのでしょう。

身につけておきたいスキルです。

◆レバレッジ・リーディング
~100倍の利益を稼ぎ出すビジネス書「多読」のすすめ
著者:本田直之、出版社:東洋経済新報社、ISBN:4492042695

後悔度:★★★★★

★★★★★:読まないと絶対後悔する、★★★★:読まないと、とても後悔する、★★★:読まないと、やっぱり後悔する、★★:読まないと、後悔する気がする、★:読まないと、後悔するかな?

レバレッジ・リーディング
レバレッジ・リーディング本田 直之

おすすめ平均
starsあまりツッコマないで試せばよい
stars内容は盛りだくさん 要約すると
stars1500円の本が15万円の価値に!
starsフォトリーディングの原典も読もう
stars本を読みたいけど読まない人に

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『パーソナルブランディング』 by ピーター・モントヤ/ティム・ヴァンディー

二年ほど前から、これからは個人が主体の社会が来ると感じていました。個人が主体となると、会社の経営戦略の個人版の体系を組み立てることができるはずだ。

そして、その体系の中で最も必要とされるのは、個人版のマーケティングだと考えました。更に、最強のマーケティングを考えると、ブランディングでしょうと考えをすすめて、『セルフ・ブランド』というネーミングを考えて、ドメインを取得しました。

そんな私に、ヒットした本がこの書籍『パーソナルブランディング』です。

この『パーソナルブランディング』では、パーソナルブランの意味、あなたのブランドの策定、ブランド戦略、複数のツールの使い方、最後に12ヶ月で具体的に行うことを順序を追って提示してくれます。

実際に、著者の一人、ピーター・モントヤ氏は、パーソナルブランド作りに成功し、二日で30万円ものセミナーにもかかわらず、多くの受講者が来るという状況にあるようです。

このパーソナルブランドが、必要な職種して、1.独立したサービスのプロ(e.g.俳優、アーティスト、コンサルタント)、2.個人相手のサービスビジネス(e.g.レストラン、スポーツジム)、3.付加価値の高い商品販売(e.g.自動車ディーラー、出版業)をあげています。

上記の職業の方が、パーソナルブランドを得ると、有益な人を引きつけ、真っ先に思い浮かぶ人となり、コンスタントなビジネスの流れができ、収入増加を果たせます。つまり、「向こうから」仕事が流れ込むようになります。

勿論、パーソナルブランドが解決できない事もあり、それは、能力不足、有名人になること、パーソナルブランドのみで、目標を達成することなどです。

企業ブランドと比較して、パーソナルブランドが強力だと主張しています。それは、パーソナルブランドに個人としての存在がかかっており、逃げることができないからです。また、人対人のかかわりから発生するで、人間的な交流も生まれるからです。

ただ、ブランドを構築するには、同じメッセージを常に発信し続ける必要があり、練り上げられた計画と、忍耐力を必要とします。4つの段階があり、認識、相性、理解、価値への入り口のそれぞれを一つづつ、のぼる必要があります。

ブランドを構築する上で、大切なことは、まず、差別化です。差別化がある意味すべてです。差別化を考える上で、次の3つのパターンが有効です。その職業で新カテゴリを作り出す。競争相手が気がつかない特性を打ち出す。誰も提供しない商品・サービスを提供することです。

差別化の次に、商品・サービスとしての品質・機能・スピードなどの優位性、そして、公言されていることが正しいという信憑性が必要となります。

パーソナルブランドを成功させるには、ブランディング戦略を決めて、ツールをうまく使いこなす必要があります。

ブランディング戦略は、3つのことを考える必要があります。まず、特化、ポジショニング、ブランディング・チャネルです。

特定の領域に特化することにより、差別化、専門家だと思われる、価値を認められる、わかりやすさ、得意分野に焦点を当てられるという利点が生まれます。つまり、領域が狭いと自分リソースの効率化と、相手の認識で特定の位置を占めることができます。

ポジショニングにより、他との差別化が図れます。まず、あなたは誰なのか、あなたの仕事は何なのか、他と異なることは何処なのかを明らかにする必要があります。そして、どのチャネルであなたの情報を流すのかを決めなければなりません。チャネルとしては、得意先からの紹介、プロフェッショナルからの紹介、DM、ネットワーキング、セミナー、PR、ウォームコール、ウェブサイトがあります。

次に、パーソナルブランドの確立のためのツールを紹介します。6つのツールがあります。パーソナルパンフレット、パーソナルロゴ、ウェブサイト、ポストカード、PR、ネットワーキングです。

詳細は、省きますが、先に紹介したチャネルに合わせて、適切に使用する必要があります。

以上のように、パーソナルブランドは、個人レベルでの戦いになっている現在の状況では、必要となっています。パーソナルブランドを確立することにより、お客様を呼び寄せることができます。この本では、ブランドの作成、ブランド戦略、ツールの使用の方法を教えてくれます。

最後に、この本は、具体的な記述が多く、例えば、各章の最後に、「今すぐ出来ること」、「ケーススタディ」、「注意事項」が書かれており、より、良く内容を吸収できます。

■■ 今日のエッセンス
■■
■■ ・ブランド戦略のキモは、特化、ポジショニング、チャネルである。
■■ ・まずは、パーソナルロゴ、パーソナルパンフレット、ポストカード、
■■  ウェブサイトを使用しよう。

◆パーソナルブランディング
~最強のビジネスツール「自分ブランド」を作り出す
著者:ピーター・モントヤ/ティム・ヴァンディー
出版社:東洋経済新報社、ISBN:4492555374

後悔度:★★★★★
★★★★★:読まないと絶対後悔する、★★★★:読まないと、とても後悔する、★★★:読まないと、やっぱり後悔する、★★:読まないと、後悔する気がする、★:読まないと、後悔するかな?

パーソナルブランディング 最強のビジネスツール「自分ブランド」を作り出す
4492555374ピーター・モントヤ 本田 直之

おすすめ平均
starsお客の方から仕事を頼んでくる最善の方法
starsかなりお得な一冊です!
stars何よりも重要な「ブランディング」を具体化
starsあらゆる起業家、ビジネスマン必読の一冊です~超おすすめ!
starsあえてベタな書き方をすると、・・・

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