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音速成功 by 音速成功プロジェクトチーム

知り合いの「エンビジ」の丸山さんが二冊目の本を出しました。

テーマがチームで成功しようと言う本です。一人で起業よりも、チームで起業した方が何倍も物事がはやく進むようです。この『音速成功』を読んで、チームで起業を考えても良いかもしれません。

6人の9章を書いて、最後に、座談会があるという構成です。読んでみると、ある意味、雑誌のような感じで読めます。気楽に読めます。

9章の中から、印象に残った2つの章を紹介します。

◆百貨店マンがアナウンサーに

最初の章を担当された三橋さんの行動力にはビックリします。彼の成功のコツは、2つに集約されるようです。

一つめが、一つの目標に向かって、同時に複数の事をやるということ。

彼がアナウンサーを目指したときに、やったことが、この行動です。

・アナウンス学校に行く
・事務所を探す
・オーディションを受けお金を稼ぐ

これを一気にやったことで、三ヶ月後にはそれで食べていけるようになったようです。

二つめが、空いている席を探す。

三橋さんが、三越百貨店からフリーアナウンサー、岩手朝日テレビ、東北放送に転職されたときに、使用したのがこの方法です。自分独自で、ライバルとかぶらない個性を見つけ出して、自分の席を探すのです。


◆与えることの理系的考察

成功するには、「まず、与える」という法則は、多くの人が知っていると思います。それを理屈で説明しているのが面白いです。

理系である丸山さんの章です。

3つのロジックがあります。

まず、与えることで、何らかの形で返ってくるという統計的な事実があります。

さらに、人によって、欲しいモノが違うと言うことです。自分が与えるモノは相手にとって、価値があるかも知れませんが、自分にとってはさほど価値がないモノであることがあります。つまり、それぞれにとって、有利な交換をしているのです。

最後は、リカードの比較優位説という理論です。簡単に言うと、能力の差があれば、得意なもので分業した方がお互いに得るものが大きくなるということです。しかも、一方との得意なことの絶対的な能力が他方の能力四方の劣っていてもです。

ただし、打算だけの人は、人の感情として嫌われるので、自然に相手に貢献するというスタンスが大切ですと結んでいます。


◆まとめ

それぞれ、個性豊かな6人による自己啓発的な本は、雑誌的な感覚で読めるのが楽しいです。


◆音速成功
著者:音速成功プロジェクトチーム
出版社:エベイユ

後悔度:★★★★

★★★★★:読まないと絶対後悔する、★★★★:読まないと、とても後悔する、★★★:読まないと、やっぱり後悔する、★★:読まないと、後悔する気がする、★:読まないと、後悔するかな?

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◆4,000冊の献本

私の話ではなくて、書評ブログとしても有名な小飼弾氏への年間の献本の数。

ネットで活躍している書評家の集まりに行って、本人から聞いた数です。

小飼弾氏の発言は、納得いくし、笑える話が多かったです。

ブログに掲載していないネタの一つに、今の時代は、友達以下、知り合い以上の関係を持てる人の数で、成功するか否かが分かるというものでした。

つまり、ビジネスライクにつきあえる人の数に成功する確率が比例するというものです。ちなみに、小飼弾氏のそのような関係の人は10万人はいると言っていました。

私は、まずは、1万人を目指して、頑張ってみようかなと思います。


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