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2009年3月

小飼弾の「仕組み」進化論 by 小飼弾

前回に引き続き、「本のタイトルに著者名」×「理系」の本をご紹介します。

『小飼弾の「仕組み」進化論』では、冒頭に、最近の「仕組み」本の「耐えられない軽さ」を嘆いて、この本を書いたということが書いてありました。小飼弾氏は元々プログラマーという仕組みを作る専門の仕事です。私も小飼弾氏の元の職業に近いことをやっていたので、その気持ちがよく分かります。

その内容は、私にとってのなじみ深い世界を普通の言葉に翻訳するとこうなるのかというのが面白く感じました。また、上位のレイヤーや下位のレイヤーに独自の視点が散りばめられて楽しく読めました。

小飼弾氏の独自の視点を中心に、取り上げします。

◆生産効率化からリソース効率化へ

従来は物が不足していたので、生産効率を上げる必要があった。しかし、現在は、需要を超えるような生産力があるので、現状以上の生産する必要がないのです。

コンピューターが誕生した当初、その計算力を最大に引き出すために、人間がコンピューターにあわせて働いていました。現在は、パソコンの計算力からみると遊んでいる時間が長いくらいです。そのかわり、人間に合わせた使いやすい機能や計算力を贅沢にも人間にペースにあわせて何もしない時間が多くを占めます。

これと同様に、あり余る生産力を人間の都合に合わせるような社会になるとより暮らしやすくなるのではないでしょうか。

◆生物の仕組み

生物は人が作るコンピュータよりも、圧倒的に長い歴史があります。そして、人が作る仕組み以上に巧妙にできています。この生物の仕組みは3の原則に集約されます。

1.生き延びれば最適でなくても良い
2.できるだけ仕組みをとっておく
3.できることをやり、できないことはやらない

◆生き残るための「新20%ルール」

最後に、この『小飼弾の「仕組み」進化論』の帯に書かれたコピーの種明かしです。

「新20%ルール」とはルーチンの80%を仕組みで自動化するというものです。そして、80%の仕事を自動化したあかつきには、人間でしかできない創造的なことに費やしましょうというものです。

◆まとめ

肝心の仕組み作りについては、ほとんど、ご紹介していません。私がよく知っている分野と言うこともありますが、実際に、『小飼弾の「仕組み」進化論』を読んだ方が楽しいと思ったということもあります。

『小飼弾の「仕組み」進化論』を読むと、久しぶりに、何かの仕組みを作りたくなってきました。いろいろな仕組み最後の一つのパーツを見つけるために、いろいろな人に会ってみようかと改めて思いました。


◆小飼弾の 「仕組み」進化論
著者:小飼弾
出版社:日本実業出版社

後悔度:★★★★

★★★★★:読まないと絶対後悔する、★★★★:読まないと、とても後悔する、★★★:読まないと、やっぱり後悔する、★★:読まないと、後悔する気がする、★:読まないと、後悔するかな?

小飼弾の 「仕組み」進化論
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坂本桂一の成功力 by 坂本桂一

坂本桂一氏というと私の中では、サムシンググッドという気の利いたソフトウェアを作っていた会社という印象が強いです。学生の頃、シャープのX1という8ビット!のパソコンでサムライというサムシンググッドのワープロ・ソフトでレポートを書いた日々を思い出します。

その後、坂本桂一氏はDTPの主流となるソフトウェアを日本に持ってきたり、ウェブ・マネーでインターネット通貨のスタンダードを作り上げてきました。

『坂本桂一の成功力』は、本物の起業家である坂本桂一氏の成功のコツが単刀直入に書かれています。わかりやすいので気持ちいいです。気になったキーワードでご紹介します。

◆スレッショルド

スレッショルドとはしきい値のことで、ある点を超えるとまったく別の状態になるような点を指します。例としては、水の沸点がわかりやすいです。100度を超えると水とは全く異なる水蒸気になりますね。

成功にも、沸点のようなものがあり、いくら努力して水を温めても水蒸気にならないように、いくら努力してもある一定のレベルまでに達してないと意味がないと主張しています。そのスレッショルドを意識して、超えるようなこをするのが大切です。

特に、インターネットの世界では特定の分野で一番を取らないと、ビジネス自体が成立しません。「Winner Gets All」の世界です。なので、一番になれない努力は意味がありません。

◆時間の感覚

成功している経営者は時間の感覚(スピード感)が圧倒的に違います。1ヶ月の事を1日で片づけるような感覚です。行動にスピードをつけるにはには、まず、先延ばしを止めること、無駄なことを止めることが必要です。

◆やる!

「やる」か「やらない」か、迷ったら、「やる」ほうが圧倒的にメリットがあります。「やらない」ことを選ぶと、現状に変化はありません。「やる」ことを選べば、少なくとも、何らかの変化があります。例え、失敗に終わっても、何かを学習しているはずです。

それと「やる」ことを選んだ場合、変化することを選んだだけで、マンネリから抜け出して、人を活性化することになります。変化を選んだだけで、効果がえられることがあります。

◆まとめ

スレッショルド、スピード、やる!とシンプルですが、徹底してできる人は成功を手に入れる確率が格段に上がりそうですね。

ちなみに、過去の知識・経験を知るために、坂本桂一氏は月100冊から200冊の本を読んでいるそうです。本を読むことでしたら、追いつけそうです。


◆坂本桂一の成功力
著者:坂本桂一
出版社: PHP研究所

★★★★★:読まないと絶対後悔する、★★★★:読まないと、とても後悔する、★★★:読まないと、やっぱり後悔する、★★:読まないと、後悔する気がする、★:読まないと、後悔するかな?

坂本桂一の成功力
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レバレッジ人脈術 by 本田直之

『5×5マスで夢がかなう! 倍速実現マップ』という本で、目標達成のために、5つの視点からその要素を書き出すワークをしていると、「人脈」という要素が完全に抜け落ちているのが分かりました。

それで、『レバレッジ人脈術』を読み返してみると、自分が「人脈」という言葉から連想される負のイメージが払拭されるようなコンセプトで書かれているため、新鮮に感じましたので、ご紹介します。

◆目的

『レバレッジ人脈術』では、以下の「人脈」から期待できるイメージとは異なる目的で書かれています。以下は目的にしません。

1.すぐに人脈を作りたい
2.有名人・実力者と知り合いになりたい
3.人脈を利用して、自分だけ得をしたい
4.不特定多数が参加する会を主催したい

『レバレッジ人脈術』の人脈作りとは、人脈を作ると言うより、情報を交換したり、人を紹介したり、重樹会ったりして、一緒に成長していけるようなマインドの高い仲間を作ることにあります。

成長していく仲間ができると自分への大きな刺激になります。仲間がレベルを上げていくと、自分に対して大きな刺激になります。仲間の成長スピードがあたりまえになると自分が成長するスピードもその仲間と同じように早くなります。

そして、自分一人だとしたら、実現するのが難しいと躊躇することも、仲間が実現できると「あの人ができたのだから、自分にもできる」という感覚を持つことができるのです。

◆アーリーステージの企業に投資するVCの精神で

人脈は自分の大きな目的に沿って、ゆっくりと作るべきものなのです。というのは、既に高いレベルの人と人脈を作ろうとしてもその相手に認めてもらうにはかなりのことをしないといけないし、関係を深めるには難しいものがあります。

それよりも、企業のレベルでいうアーリーステージという初期の段階で人脈を形成する方が、後のリーターンが大きくなります。また、そのようなアーリーステージの人とは人間関係を深めるのは容易ですし、相手への貢献も比較的容易です。お互いに成長していくことにより得られるメリットも大きくなるはずです。

上記のことや長くつきあうために、人脈を作るときには知名度よりも方向性やマインドが合っている人を選ぶ方が判断するのがいいのです。

◆ネットワーク構築の一歩目

ネットワーク構築には、まず、一対一で合うことが大切です。圧倒的に一対一の方が濃厚なコミュニケーションが取れるからです。複数になると一人当たりのコミュニケーションが1/2、1/3と激減してしまうからです。

そして、会う前は徹底的に相手のことを調べ尽くして、貴重な交流の時間を自己紹介に終わらせないようにします。相手のサイト、ブログ、本、セミナー、その方の属している会社を徹底的に調べます。また、自分の事を理解してもらうために自己紹介用のデータをサイトに掲載しておきます。

◆レバレッジ・ネットワークへ

人脈が「一対一」の関係から「多対多」になれば強力なネットワークになります。その成果を象徴するのが「会」です。開くたびにおもしろい人が増えていきます。このような「会」は、参加者に以下のメリットが生まれてきます。

1.マインドが伝播していく
2.具体的にイメージができる
3.情報・ノウハウが共有できる
4.人のつながりが共有できる
5.自動的に成長していく

このような会を成功させるポイントはカテゴリーを絞ることにより生まれてきます。人数もあまりに多すぎては関係が希薄になるので避ける方が良いでしょう。

◆まとめ

一般的にイメージする「人脈」は短期的に成果を一方的に受けるような漢字ですが、冷静に考えると無理があります。その点、レバレッジ時脈術では、長期的視点で、お互いにメリットがある方法なので無理が無く、自然に成長するようなネットワーク作りにフォーカスしています。


◆レバレッジ人脈術
著者:本田直之
出版社:ダイヤモンド社

後悔度:★★★★

★★★★★:読まないと絶対後悔する、★★★★:読まないと、とても後悔する、★★★:読まないと、やっぱり後悔する、★★:読まないと、後悔する気がする、★:読まないと、後悔するかな?

レバレッジ人脈術
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