坂本桂一の成功力 by 坂本桂一
坂本桂一氏というと私の中では、サムシンググッドという気の利いたソフトウェアを作っていた会社という印象が強いです。学生の頃、シャープのX1という8ビット!のパソコンでサムライというサムシンググッドのワープロ・ソフトでレポートを書いた日々を思い出します。
その後、坂本桂一氏はDTPの主流となるソフトウェアを日本に持ってきたり、ウェブ・マネーでインターネット通貨のスタンダードを作り上げてきました。
『坂本桂一の成功力』は、本物の起業家である坂本桂一氏の成功のコツが単刀直入に書かれています。わかりやすいので気持ちいいです。気になったキーワードでご紹介します。
◆スレッショルド
スレッショルドとはしきい値のことで、ある点を超えるとまったく別の状態になるような点を指します。例としては、水の沸点がわかりやすいです。100度を超えると水とは全く異なる水蒸気になりますね。
成功にも、沸点のようなものがあり、いくら努力して水を温めても水蒸気にならないように、いくら努力してもある一定のレベルまでに達してないと意味がないと主張しています。そのスレッショルドを意識して、超えるようなこをするのが大切です。
特に、インターネットの世界では特定の分野で一番を取らないと、ビジネス自体が成立しません。「Winner Gets All」の世界です。なので、一番になれない努力は意味がありません。
◆時間の感覚
成功している経営者は時間の感覚(スピード感)が圧倒的に違います。1ヶ月の事を1日で片づけるような感覚です。行動にスピードをつけるにはには、まず、先延ばしを止めること、無駄なことを止めることが必要です。
◆やる!
「やる」か「やらない」か、迷ったら、「やる」ほうが圧倒的にメリットがあります。「やらない」ことを選ぶと、現状に変化はありません。「やる」ことを選べば、少なくとも、何らかの変化があります。例え、失敗に終わっても、何かを学習しているはずです。
それと「やる」ことを選んだ場合、変化することを選んだだけで、マンネリから抜け出して、人を活性化することになります。変化を選んだだけで、効果がえられることがあります。
◆まとめ
スレッショルド、スピード、やる!とシンプルですが、徹底してできる人は成功を手に入れる確率が格段に上がりそうですね。
ちなみに、過去の知識・経験を知るために、坂本桂一氏は月100冊から200冊の本を読んでいるそうです。本を読むことでしたら、追いつけそうです。
◆坂本桂一の成功力
著者:坂本桂一
出版社: PHP研究所
★★★★★:読まないと絶対後悔する、★★★★:読まないと、とても後悔する、★★★:読まないと、やっぱり後悔する、★★:読まないと、後悔する気がする、★:読まないと、後悔するかな?
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◆ビジネス書作家の方とランチ
別々の日に、しかも、一対一で、
『いつも目標達成している人の読書術』の丸山純孝さん、
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『「自分から教わる!」技術』の人見隆之さんとランチをしました。
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丸山さんは以前からの知り合いで、もともとの業界も同じなので、一対一なのと、久しぶりだったので、いろいろと濃い情報交換ができました。
人見さんは違う業界の方で、クライアントの方も、私とはなじみない方々を相手にしているようで、お話しが新鮮でした。
じっくりと、一対一でお話しするのはいいですね。
今週も、ある方とランチを予定しています。楽しみ。
もし、ランチされたい方がいらっしゃいましたら、メールをください。
ビジネス書の作家さんでなくても、勿論、OKです。
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