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2004年6月

『なぜ、「頑張っている人」ほど、うまくいかないのか?』 by ジョン・キャパス


なぜ、「頑張っている人」ほど、うまくいかないのか?

本の帯が刺激的です。

「プラス思考は失敗する!」
「プラス思考で成功する人は、5~7%だけ!」
「プラス思考はアル中と同じ!」

最後の文章は、すごいですよね。

さて、本書が提唱する成功法「メンタル・バンク・コンセプト」は、あっけないほど、簡単です。自分にとって、意義ある活動をピックアップして、それらに、欲しい年収の1/1000を時給として計算した対価を累計するだけです。いくつかの重要なポイントや具体的なやり方は、本書を参考にしてください。

この方法は、私の過去の経験から、効果があると感じました。

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『パワー・ブランディング』 by マイク・モーザー


パワー・ブランディング 統一性と結束をもたらすブランド・ロードマップ

【実務者による説得力ある手順がロードマップに集約されている】

前回紹介した『ブランド人になれ!』を読んで、企業がブランドを築く方法を個人に、応用できないだろうかという思いで、本書を読んでみました。

著者は、一貫してブランド構築の現場にいて、著しい成果を上げています。アカデミックな本とは、一味、違います。具体的には、次の広告合戦で、弱者側にたち、一定の成果を上げています。

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『ブランド人になれ!』 by トマス・J.ピーターズ

【ガンガンとプロジェクト(=仕事)をやりたくなる本】

熱い語り口で、急速にメジャーになったメルマガで、オススメされていたので、読んでみました。

本書の冒頭にある『Eランス経済の夜明け』からの引用がいいですね。

「新しい経済の基本単位は、会社でなく、個人になる。」

そして、この個人間の競争は、「ブランドになるか、お払い箱になるか、道は二つに一つしかない!」と著者は断言しています。「注目されなければゼニにならない経済」=スターのシステムと同じになってしまうのです。

ただ、この世界は、一匹オオカミの孤独な世界ではありません。チームスポーツと同じです。チームメイトと作る世界の大きさが、成功の大きさになります。

このような視点から、個人がどうブランドになるのか、そして、どのような態度でプロジェクト(=仕事)に取り組むか、から、50もの考え方のポイントを教えてくれます。各ポイント毎に、「やってみましょう」という課題があり、それは合計200もあります。

50もの項目、どれも、大切に思える項目で、正直いって、目が眩みます。本書の読者ガイドでも、その辺を考慮して、まずは、自分に重要な、そして、カッコよいと思えることを10個選択しましょうとあります。

私は、更に、厳選して、3個、私にとって大切だと思えることを選択してみました。その3つを紹介します。

まず、「自分の名前をブランドにする」です。自分らしさとは何か、自分らしくないことは何か、を明確にします。そう、自分らしくないことを排除していきます。そして、毎日、自分に問いかけていきます。

「自分のやっていることは、自分のブランド化に何か役立つだろうか?」

答えが、ノーなら、改善することが必要です。

次に、「一点集中」です。鬼神がごとき一点集中です。会社員である私にとって、自由に使える時間に制約があります。そして、多くの本を読んでいるため、いろいろなことを実行したくなります。しかし、まずは、何かで、「抜群」にならなければ、人に注目してもらえません。

最後に、コミュニティです。自分の仲間と共に向上し、お互いに、補完し合う関係でいることが大切です。自分のコミュニティを常に意識して、活性化させます。

ガンガンとプロジェクト(=仕事)をやりたくなる本です。

ブランド人になれ!
著者:トマス・J.ピーターズ、出版社:TBSブリタニカ、ISBN:4484003074
後悔度:★★★(三つ星満点)
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する


トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈1〉ブランド人になれ!

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『スイス人銀行家の教え』 by 本田健

【口当たりがよく、お徳感のある本書は、女性に人気であることに納得】

本田健氏の著書は、口あたりがよく、何とはなしに、心を揺すぶられます。しかし、文章で、それを伝えるのは、難しく感じます。まあ、そういう本をこの場で取り上げなくても、いいのかもしませんが、ちょっとした挑戦気分で取り上げてみます。

前作の『ユダヤ人大富豪の教え』の主人公である件は、帰国後、なんと、普通の大学生として、ダラダラと時間をつぶすような生活を送っていました。

そのような日常生活から、抜け出す教えが私の目を捉えます。

12個レッスンがあるのですが、それはその9番目でした。この章の冒頭に、「正直に自分弱さを認めることは、半分成功したも同然」という趣旨の文章に、共感してしまいます。どんなに、カッコ悪い自分でも、他人の目で自分を見られると、それの状態を補う方法を考えられますよね。

そして、そして、「自分を動かすための5つのテクニック」とは、以下のようになります。

1.自分がこのままいけば、どうなるかをイメージできる。
 →正確にイメージできて、成功者は持っている。
2.自分のヒーローやヒロインを想像する。
 →彼、彼女ならどうするか?
3.なりたい自分をイメージする
 →イメージを楽しみ、そのイメージを自分のハートに取り込む
4.変わるためのあらゆる方策を考える
5.今すぐできる行動リストを作る
 →10個を情熱的にこなす

最初の項目は、みたくない将来を見てしまういやなことですよね。さらに、応用して、今、困った状態になっているのなら、過去に立ち戻って、それ状態を予想できたかを考えると、さらに、いやな感情になるのかもしれませんね。ついていることに、より、強く、自分を動かす原動力になるかもません。

二番目の項目は、自分から、離れて、自分を超越する目から、つまり、スーパー他人の目から物事を冷静に、見ることになります。これは、効果ありますよね。岡目八目という言葉があるくらいだし、悩んでいる本人より、他人が現状を冷静に判断できますよね。

問題を近視眼的にみて、狭く捉え、かつ、感情の渦のまっただ中にいる状態ではなく、俯瞰した位置で、感情に流されてない目で見ることの大切さなのでしょう。

そして、最後に、最初の一歩を踏み出すこと、しかも、情熱的に!というのが、いいですね。

この9章の1/3だけで、私は、元を取った気分です。本田健氏のほんは、なにか、いろいろなことが盛りだくさん書かれていて、お徳感があります。女性に、人気の理由でしょうか?

スイス人銀行家の教え~お金と幸せの知恵を学ぶ12のレッスン
著者:本田健、出版社:大和書房、ISBN:4479790926
後悔度:★★★
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する


スイス人銀行家の教え―お金と幸せの知恵を学ぶ12のレッスン

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『超心理マーケティング』 by 鈴木博毅

【目立たない(ので、まねされない)で、高い収益率を出すマーケティング】

前々回、紹介した『無一文からお金を生み出す方法』で、強く、推奨されていたので、読んでみました。読んでみて、自然な感じがしました。戦術レベルではなく、戦略レベルで書かれているためかもしません。

本書で、主張しているのは、Trustable Marketing(信用力、浸透力のマーケティング)です。これは、広告、営業、商品・サービス、などのお客様の接点で、一貫して、「一番、最初のステップで、選択肢して選ばれる」、「あなたの会社を選ぶことが正しいと思われる」ようにするマーケティングです。

なぜ、このようなマーケティングが有効かというと、二つに集約されます。

一つが、お客様は、すぐに、広告手段に慣れてしまうということです。例えば、出てきた当初は、新鮮だった「感情に訴える表現」も、氾濫してくると、だんだんとその効果が薄れていきます。慣れてしまうのです。もう一つが、広告主の意図に、気がつくと、これに、のせられたくない勘定があるからです。

インターネットのように、多量の情報を得られ、かつ、中国の台頭など、経済がグローバル化すると、まず、多様な選択肢の中から、選択される必要があります。

そこで、選ばれるためには、まず、信頼を得られるように、マーケティングを行う必要があります。特に、今の消費者は、「損をするのは大嫌い、失敗したくない」という気持ちが強いので、なおさらです。

具体的な手段は、本書に譲り、興味深く感じたことを、二点、あげます。

一つは、お客様が、営業マンに期待することです。それは、お客様の間違いや損失を防ぐためのアドバイスを期待しているということです。そのために、専門知識を持っていて、適切にアドバイスすると信用されます。逆に、特定の商品をすすめられることは、期待されていません。

もう一つが、「親切な情報提供による他社排除」というものです。これは、専門家としての知識、あるいは内部の情報、経験による談話の形式をとり、「親切な警告や注意、そして知っておくべき情報として」他社を排除する情報をインプットしていくことです。たとえば、「他社の同種製品は、このような欠陥があるのですが・・・」と、自然に、他社を選択肢から、排除し、かつ、専門家としてのアピールを行います。

本書で、提唱しているマーケティングは、目立たない(ので、まねされない)で、高い収益率を出し、かつ、自然でムリがないように感じました。

超心理マーケティング!~デフレ時代の逆風でも必ず勝てる
著者:鈴木博毅、出版社:PHP研究所、ISBN:4569625991


超心理マーケティング!―デフレ時代の逆風でも必ず勝てる モノが売れない時代に勝つ!

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『愛のバタバタ貧乏脱出大作戦!!』 by 九鬼政人

【如何に自分の価値を高められるかを考える視点を与えてくれる本】

「バタバタとしているので」という言葉を使う社長を、フリーター、ホームレス以下と断言してしまう衝撃の内容の本です。筆者はガンの宣告をうけ、バタ貧から、脱出しました。そういう意味では、読者に、生活習慣病に、既に、おかされているということを告げたいために、強い言葉を使用しているのかもしれません。

実際、このバタ貧社長は、交通事故にあうか、病気になるかして、短命な人生を終えることが、調査で明らかになっているようです。

このようなバタ貧状態は、時間に対する認識を改めることにより、解決の糸口を見つけることができます。時間とお金についての考え方が秀逸です。貴重な社長の時間をわずかばかりのお金に惑われさて、浪費してしまわないように最新の注意を払うよう助言しています。

機会損失コストと比較優位説に通じる説明をしています。そして、強調したいのは、社長は、唯一、会社で時間を買っている存在ということです。自分の考えを社員の時間という拡大装置で増幅させているような存在です。

そう、社長の本当の仕事での課題は、いかによりよく思考するかなのです。ここでの思考するということは、1.情報を得る、2.予測する、3.考える、4.決断するから成ります。テレビの情報番組を鵜呑みにするような思考停止状態の日本で、情報を得て、予測し、考え、決断します。それが社長の仕事です。

この決断するということについて、興味深い、チェスのプロを育成する方法の話がでてきます。一手を五秒で指す訓練をします。それの興味深い点は、長考して指した手とその五秒で指した手の一致する割合は、なんと86%にもなるのです。これが持つ意味は深いですね。

さて、バタ貧を脱出するためには、現状を変える視点を、四つ、示しています。

1.見たくない現実を見る。これが成功者とそうでない人を分けます。
2.本当の自分を知る。他人の評価=自分の真の姿と割り切って見ます。
3.後ろ向きの目=いわゆる前始末です。
4.様々な角度から見る。消費者のプロしての目、他人事して捉える、成功者の視点から俯瞰して眺めるの三つがあります。

特に、興味深いのが、「後ろ向きの目」の視点です。これは、新しいアイディアを実行する前に、そのアイディアを評価する視点です。うまくいった時のメリット・デメリットを現状のメリット・デメリットと比較します。そして、更に、最悪な場合を想定し、現在より、悪くなる場合に、それを許容できるか否かの判断を行います。

時間の価値を高める方法が示されており、社長だけでなく、普通の人がどのようにすれば、自分の価値を高められるかを考える視点を与えてくれる本です。

愛のバタバタ貧乏脱出大作戦!!~「バタ・貧」社長が、忙しいのに儲からない本当の理由
著者:九鬼政人、出版社:総合法令出版、ISBN:4893468480

後悔度:★★★
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する


愛のバタバタ貧乏脱出大作戦!!

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『無一文からお金を生み出す方法』 by 原崎祐三

【原崎氏の倒産の縁から、回復された方法を包み隠さず活字にした本】

この本は、いいですね。

なぜいいかというと、私にとって、他の同類の自己啓発書と異なり、怪しげでかなったからです。主張している多くの事が自然の様に思いました。そして、そのノウハウを惜しげもなく、出しているように感じたからです。どこにも、誘導していません。

どうして、怪しく感じないかというと、謎の部分が少ないためです。つまり、それぞれの主張している事が、日常生活の感覚からかけ離れてなく、そして、地道に物事を突き止めていく態度が、更に、信頼感をあげています。

では、肝心な「無一文からお金を生み出す方法」とは、「時代が求めるヒーローになる」ことです。時代が求めるヒーローとして、業界の権威者になる方法が上げられています。5つあります。

1.特別な経験を持つ
2.特定分野での知識
3.下手でもいいから、伝わる文章
4.優れた企画力、表現力
5.絶対的な自信に裏付けられた実績

特別な経験とは、自分の経験の中で、売れる経験で、かつ、消化済みの経験です。消化済みの経験とは、自分自身の経験と向き合って得られるストレスの無いの状態で、向きあるようになった経験です。

現在の状況は、過去の経験が作ってきました。経験と向き合っていないと、経験から学ばないどころか、それがストレスとなり、現在に悪影響を及ぼします。

それを解消するには、自分自身の年表を作ることが一番です。この年表は、一つのイベントに、3つの欄がつきます。最初の欄はそのイベント自体、二番目は起こった結果、三番目はその結果が自分に与えた影響です。それぞれ、起承転結の三つに対応しています。最後の「結」は、次のイベントになります。

この作業を行うと、自分に対して、自信がもてます。なぜなら、自分が如何に過去の経験を受けてきたかが分かりますし、自分を深く知ることにもなり、その結果、自分を褒め称えたくなります。

ストレスが無く、かつ、自分に自信がもてる状態になると、物事を、素直に見ることができます。その目で、ここ2年程度を振り返ると、売れる部部が分かってきます。

長くなってきましたので、この辺で止めておきます。五項目ある中の、一つしか、説明できませんでした。中身が濃い本なので、是非、手に取ってみることをおすすめします。

無一文からお金を生み出す方法
著者:著者:原崎祐三、出版社:出版社:PHP研究所、ISBN:4569634176

後悔度:★★★
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する


無一文からお金を生み出す方法

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原崎裕三氏に、会う

実は、著者である原崎裕三氏と、あるメルマガのオフ会で、お会いしました。恥ずかしながら、『無一文からお金を生み出す方法』や他の作品(『「バカ売れ」の法則』、『「できる男」はがんばらない!!』)も、知らずに、「とりあえず、名刺交換」というノリで、お話させて、頂きました。


無一文からお金を生み出す方法


「バカ売れ」の法則


「できる男」はがんばらない!!-営業マン改造計画

その際、かま玉うどんさんの原崎氏の著書に対する強いおすすめがありました。さっそく、三冊ともすぐに、オーダーを出します。到着後、読んでみました。すばらしいチョイスです。さすが、かま玉うどんさん!

さて、原崎氏との名刺交換の時に戻って、かま玉うどんさんは、言いました。
「こんなに、情報を出して、しまっていいんですか?」

原崎さんいわく、
「次に、行きたいから、すべて、出しました」

まだ、まだ、本になるネタは、あるようです。恐るべし、そして、次の本も楽しみ♪

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