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2004年1月

『あなたは絶対!運がいい』 by 浅見帆帆子

【精神レベルを上げ、直観に従い、自分の心を喜ばせる。】

読むと心が軽くなりますね。

著者は、24際の女性で、自分が試して、効果のあったことを綴っています。この年頃の女性は、根拠無く、「絶対」という言葉を使う人、理由不明な確信を持つ方が、多いので、少し、警戒していたのですが、自分が体験したことを「お試し」して、書いているようで、安心(?)しました。

(不思議な考えに、確信を抱いている女性とおしゃべりするのは、かなり好きです。)

印象に残ったのが、「精神レベル」と「直観」と「自分の心を喜ばせる」という3点です。

精神レベルというのは、一言で説明するのは難しいというか、誤解されそうな気がするのですが、日々、前向きに生きて、自分のできることに集中し、人を喜ばせること(例えば、老人に電車で、席を譲るなど、一般的にいいこと)をし、人の悪口を言わないなど、マイナスのことをしない態度のようです。逆に、レベルの低い人は、起きてしまったことを他人のせいにしたり、仕方ないことに文句を言ったり、他人をうらやましくがってねたんだり、いつも、愚痴ぽい生活をしている人のことです。

自分のレベルを判断できる方法が、面白くて、「交通機関や日常生活の中で出会う人の態度」で分かるそうです。それらの人が笑顔で接してくれる人が、レベルの高い人です。

友人もレベルに会わせて、選ばれるようなのです。私は、これが、大きく人の運命を左右しているように思います。自分の精神レベルに応じた友人が自然にできるようです。類友ですね。すると以前のレベルの友人がつきあいにくくなり、去っていってしまうようです。

レベルを上げるチャンスは、トラブルにあります。トラブルをクリアしたら、自分のレベルがあがります。トラブルのクリア法は、1.余計な心配をせずに目の前のことに一生懸命に打ち込む、2.明るい気持ちで、周りにいいことをする、これだけです。そして、トラブルが解決したら、3.感謝しましょう。

精神レベルがあがると、いろいろないいことがあります。その内容は、本書に譲ることにします。

著者は、イギリスに留学します。行き先をイギリスにすると決めたのは、なんと、直観によるものでした。しかも、留学の1週間前に決めました。その後、いいことが次々と起こります。

直感に従うことで、他にも、例えば、「お出かけ日和だけど、部屋の掃除をする→急に友人が遊びに来る」、「昨日も行ったのに祖父母の家に行った方がいいような気がする→久しぶりのいとこから、知りたかった情報を手に入れる」などのいいことがありました。

直感に従うことで、大切なことは、思いついたその時に、すぐに、実行しないと効果がないことです。

いいことが起きるようにするには、道徳的な難しいことを考える前に、まず自分の心が本当に喜ぶにはどうすればいいのかに注意することです。

「自分の心を喜ばせるために、トラブルを乗り越える」
「自分の心を満足させるために、ぱっと思いついたことを実行する」
「周りの人が喜ぶ行動をすると、自分も嬉しくなる」
「嬉しいことがあったら素直に感謝をする」

気持ちが軽くなりますね。

あなたは絶対!運がいい
著者:浅見帆帆子、出版社:グラフ社
後悔度:★★★(三つ星満点)
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する




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『自分ブランドで勝負しろ!』 by 藤巻幸夫

【熱い思いが気持ちいい。】

この本は、ネットでなく、普通の本屋さんで、購入しました。目を引いたのは、整った顔立ちやスタイルの良さからは、ほど遠い写真が、本の表に、上半身で笑顔の藤巻氏、本能らには、前進での姿ではあるが、後ろ向きで、5cm位の愛嬌のある形の藤巻氏、があった。妙にかっこよく見えました。そして、この「自分ブランド」という文字が目に入った。その二つだけで、心地よくなりました。

本を開いて、目次を見ると、今まで、成功本と呼ばれている本で親しんできた言葉が並んでいるではないか。すぐに、レジに直行して、本書を手に入れた。

内容は、藤巻氏の熱い思いと、ワクワク感のあることばが広がっていました。

本書で定義している「自分ブランド」というのは何かというと、1.自分なりに磨いてきて、この点について誰にも負けない「武器」、2.自分価値判断や行動の軸となる「信念」、この2つから得られる「この人についていきたい!」、「このひとのことを信じてみたい!」と周りから認められるのが、自分ブランドなのです。

構成は、きれいですっきりしています。

まず、自分の「軸」を作れ、しかもそれは、「自分の信念に基づき、誰かのためになるような行動をとる」ことであります。その単純な形が、誰かへの憧れになります。最初は、周りから浮いていい手もいいからとにかく、自分で「空気」を作り出せるような人になります。例え、「ルール」を破っても。そして、失敗してもどんどんチャレンジしよう、8勝7敗をねらって、8勝をしたときには、7敗も、すべて、勝ちに繋がっていることが分かります。

さらに、五感を働かせて、時代を感じて、いろいろな体験をしよう。もし、自分のブランドの方向性が定まらないときは、借金をしてでも、普段はやっていない物事に取り組みましょう。筆者は、「刺激」を求めて、20代の頃に、ニューヨーク、シンガポール、イギリスへと出かけていった。たまたま、入ったバーニーズが憧れの仕事になった。その後、日本にバーニーズが進出した来たときに、出向となり、夢が叶うことになった。新たな体験をすれば、絶対に心に「きっかけ」がたまります。「一流」「本物」に触れてみてはどうだろうか?

人を感動させることが、ビジネスの原点です。周りの人を動かせる人間にならないといけません。周りの人を動かす人間とは、「これがいいんだ」、「こうすれば、絶対に良くなる」と断言できる人間です。そうして、初めて、「この人の言うことを信じてみよう」と心を動かされるのです。断言できないのなら、自分の武器や軸を信じられるように、いっそうの努力を重ねよう。

熱い思いは、大切ですね。


自分ブランドで勝負しろ!
著者:藤巻幸夫、出版社:オーエス出版
後悔度:★★★(三つ星満点)
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する




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『プロジェクトマネジメント成熟度モデル』 by ハロルド・ケルツナー

【EPMに通じるプロジェクト・マネジメントの本。】

今日は、大手SI会社にとってのプロジェクト・マネジメントをどう位置づけるのかという視点で書いています。

概要
本書を読んで感じたことは、大規模システムを請け負うSI会社に必要なプロジェクト・マネジメントの成熟レベルは、レベル4またはレベル5ではないかと感じた。というのは、事業ラインのほとんどが、実質的にプロジェクトを主体とする単位により構成されており、かつ、SIerとしての地位が比較的高く、高度なSIとしてのプロジェクトマネジメントを顧客から、今後、要求されてくると思われるからである。

本書で示されているトピックを中心に考察していく。

キャリア計画と組織構成
SIerにおけるプロジェクト・マネジャーに要求されるスキルは、多くの種類がある。ただ、重要だと感じるとのは、次の4つと私は考える。

・コミュニケーション・スキル
・プロジェクト・マネジメント・スキル
・業務スキル(システム構築対象業務)
・ITスキル

現状の組織は、名目上事業部制組織ではあるが、非常に、機能組織の色合いが濃い組織となっている。事業部制は、対象顧客毎に組織を作り、この中で、各機能組織である営業、システム、管理部門等を配置していく。現行の組織は、大きく、営業とシステムという機能組織で構成し、その中で、それぞれの対象顧客組織を編成している。これは、多くのメーカー系のSI会社の組織で見られる組織構成である。

この様な構成であるため、「業務スキル」や「ITスキル」は、組織として関心が払われているが、「プロジェクト・マネジメント・スキル」については、どうしても、キャリアとしての位置づけが軽くなるように思える。これが、大型プロジェクトに失敗が多い原因だと考える。ただ、比較的、小さなプロジェクトでは、その「業務スキル」や「ITスキル」が、一定以上のレベルであれば、大きな失敗にならないので、まず、そこに力を入れるのは理解できる。

今後、どのスキルで利益を出していくかを考えると、どうしても、「プロジェクト・マネジメント・スキル」が中心にならざるを得ないと考える。そのスキルで利益を生み出す必要がある。というのは、「業務スキル」や「ITスキル」は、比較的中小のSI会社でも、追従することが可能であるからである。

大型プロジェクトだけを扱う組織が必要になっていると思われる。この組織には、大型のプロジェクト・マネジメントを専門とするプロジェクト・マネジャーを配置する。それと、プロジェクト・マネジメント専用スタッフを配置する。それ以外は、対象業種のシステム部門から、人員を集めるようにする。こうすることにより、プロジェクト・マネジメントの経験やスキルを蓄積する組織ができ、知識が継承すると考える。

これは、結果的に、PMOと同等な役割を持つ組織になる。

余談ではあるが、アメリカの組織構成について、簡単に触れる。アメリカの大手の組織は、本来の意味での対象顧客毎の事業部(日本で言うところの社内カンパニー制に近い)や、マトリックス組織であるのが一般的である。本書は、これを前提として、書かれている事に注意してほしい。

ポートフォリオ管理
本書で、示されているようなプロジェクト毎のポートフォリオ管理が、SI事業を中心にすえる会社としては、不可欠だと考える。というのは、SI業はいうまでもないが受注が中心であるため、長期的な計画を立案しても、その計画を能動的に管理できないため、受注前に、その受注がもつ意味合いを考えて、全社的にバランスを考慮して、選別する必要があると考える。

そのためには、まず、前述のPMOが管理するプロジェクトを手始めに、経験や知識を蓄積して、全社的に普及させるのがよい。というのは、対象とすべきプロジェクトが集中しており、かつ、大型プロジェクトであるため、比較的リソースに余裕があり、専門スタッフを保持しているためである。

まとめ
プロジェクト・マネジメントを主体とする組織を立ち上げて、そこを中心に、プロジェクト・マネジメントの経験と知識を蓄積する組織を立ち上げることは、プロジェクト・マネジメントのスキルで利益を上げることを期待されている大手の会社に必須である。その組織を梃子に、先進的な試みや戦略のモデル・ケースを立ち上げることが望ましいと考える。


プロジェクトマネジメント成熟度モデル-レベル1からレベル5までの評価基準
著者:ハロルド・ケルツナー、出版社:生産性出版
後悔度:★(三つ星満点)
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する




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『eリテール・インパクト』 by 西垣通/NTTデータシステム科学研究所

【生活価値を求める消費者がうごめくネット社会の一面。】

前書きで、示されている考察が興味深いです。IT革命は、生活革命であり、個人の消費行動を大きく変えることです。よつて、B to C、C to Cという個人レベルの消費活動が、B to Bという企業間の経済活動より、IT社会の本質が反映れさます。

2002年の統計において、B to Cの取引金額が倍増し、それに対して、B to Bの取引額は1割程度の増加である状況は、その変化を象徴しています。

「ネット社会でもっとも肝心なことは、消費者が単にモノ(商品)を求めているのではない、という点であろう。・・・求められるのは、商品やサービスを購入することで得られる「経験」であり「生活価値」なのだ。」(前書きより引用)

論文が、計6編、載っているが、圧倒的に、実際に、ビジネスの現場にいる人のそれがおもしろいです。その中から、ネットを使った商売に、ヒントを与えるようなものをピックアップします。

ネット上でのコミュニティの成立には、次の3点が必要です。
1.われわれ意識
 自分達は、ある統一体に参加しているという意識。
2.役割意識
 コミュニティの中でのになっている役割の意識。
3.依存意識
 このコミュニティがないと、生活の一部が欠けているというような不安感じること。

4つの起業スタイル
1.伝統的起業
2.ベンチャー・キャピタル活用型起業
3.クリック&モルタル型起業
 既存の中堅・中小メーカーのe販社を作る。商品企画力と販売力を補う。後継者がいない会社がよい。また、親子共同経営では、親子での対立が起こりやすいが、他人の意見は冷静に聞き入れる場合がある。
4.家庭内SOHO型起業
 片方が、SOHOでアフィリエイトとして、起業する。

携帯を使ったマーケティングで明らかになったことは、店長の熱意が伝わりやすく、そして、顧客の意見を取り入れた店づくりをするとその意見を発した人は、より優良客の層に移行することです。

本書を読んで、「何を売って良いのかわからない」既存の小売りより、「欲しいモノをはっきりさせてくれる」消費者の方が、商売をうまくできるという、そんな時代がやってきたという感想を持ちました。


eリテール・インパクト
ネットワーカーが変える「消費」
著者:西垣通/NTTデータシステム科学研究所、出版社:NTT出版
後悔度:★★(三つ星満点)
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する

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『ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法』 by 福田和也

【私の夢の原風景。】

日記を書き始めの頃は、
「まあ、毎日、書評を書き続ければ、きっと、一ヶ月後には、サックと、書いちゃうことができるかな。」と甘い事を考えていました。

ところが、全然、書く速度が速くなりません。「答えは、自分の中にある」なんていうセリフがありますが、本棚をふとみると、『ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法』という、まさに、私が求めていた本がありました。「答えは、自分の本棚の中にある」(?)

著者の福田氏は、タイトルにもあるにあるように、一月あたり百冊を読み、かつ、300枚もの原稿をこなします。これは、毎日、原稿だけを書いている缶詰状態ではなく、大学で教鞭をとりつつ、かつ、十分な8時間程度の睡眠時間も確保しつつ、かつ、仲間とのコミュニケーションも書かさないで、この量をこなしているそうです。ちなみに、評論系では、100枚程度で、多いとさせている中、驚異的な枚数のようです。

その秘密は、なんと、手帳への「抜書き」することにありました。福田氏は、評論活動に必要な本を読んで、その本で、大切だと思う箇所をそのまま、手で「抜書き」するのです。手順としては、本の必要な箇所を読み、ページの上に折り込みを入れます。そして、再度、折り込みを入れた場所だけを再読して、「抜書き」するに値する箇所を選定します。ページの下に折り込みを入れます。そして、本の文章を書き写すのです。当然、その作業は、面倒なので、厳選せざるを得なくなります。また、「抜書き」する作業を通して、大袈裟に言えば、その筆者に憑依するような気持ちで、やると、より、理解が深まるそうです。

こうして、集めた「抜書き」により、資料への参照が大幅に短縮され、実際、その手帳に集約されていますからね。また、別の効果としては、手書きで書き宇すことにより、脳に対して明らかに、キーボードで写すとは違う効果があると主張します。脳が活性化されるとのことです。

最近の百マス計算や「脳を鍛える大人の計算ドリル」川島教授の研究から、連想するに、脳が活性化されるのでしょうか。私も、仕事において、パワーポイントを使用して、資料を作る機会が多いのですが、マウスで描くより、手で描いた方が明らかに発想が広がっているように思えます。英語の学習でも、「音読筆写」という文章を読みながら、ただ、英文を書き写す学習法があります。これも、試したことがあり、非常に効果的でした。

そして、文章をまとめる段なると何がポイントになるのでしょう。3つ程度に集約されます。

1.自分限界を知る。自分ができる範囲のことを認識して、その中でバランスよく作業を進める。
2.文章の分野によって、特定のスタイルを確立する。
3.サロンで、仲間との会話を通じて、考えている内容が魅力的か精査する。

1については、文章を際に、できるだけ、早くに内容の構成を決めて、かつ、自分の能力を加味しながら、作業を進めます。そうすると、例えば余計な調査が発生せずに、スムーズに作業を進められます。往々して、最初に大きく風呂敷を広げて、期限が近づくと急に小さく畳みます。そうですなく、最初から、仮説を持って、当たることが大切です。

2をとばして、3については、書く内容を仲間に話して、結果的にアイディアを貰ったり、おもしろいか否かの判断に使用するのですが、話す前に、構成を考えることや実際に話してみて、自分が何を文章で書くべきかはっきりするそうです。

かなり、以前に読んだのですが、ここでのサロンというのに惹かれました。このサロンは、バーもついてるレストランなのですが、仲間の誰かが常にいて、知的な会話が楽しめるようなのです。

「あ、いいなあ」と、非常に強く思い、印象に残っています。

以前、日記に書いた読書カフェもそうなのですが、こういう場所が欲しいです。そして、この夢の原点がこの本だと思い出しました。よく考えると、この福田氏の生活スタイルは、私が思い描く理想のような気がします。

ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法

著者:福田和也 、出版社:PHPソフトウェア・グループ/PHP研究所
後悔度:★★★(三つ星満点)
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する

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『イヌが教えるお金持ちになるための知恵』 by ボード・シェーファー

【ユダヤ人よりわかりやすいイヌが教えること。】

かま玉うどんさんの日記で、取り上げられていたので、読みたくなって、また、読んでしまいました。

女の子が、「マネー」というイヌから、お金持ちになるための法則を教わって、お金持ちへの道を歩み出す物語です。その物語が、うまく、読者の感情移入を誘うような設定になっており、もしかしたら、自分もお金持ちになれるかもという期待を抱かせるものです。しかも、出てくる法則は、とてもわかりやすいものです。

1.自分が欲しい物をはっきりさせる。
2.夢の貯金箱を用意する。
3.願い事を具体的にイメージできるよう、写真や絵をあつめる。
4.「~してみる」ではなく「~する」という言葉を使う。
5.自分に自信を持つために、うまくいったことだけを日記(サクセスダイアリー)に書く。
6.自分にできること、自分が知っていること、自分に備わっている事だけを考える。
7.自分の好きなことの周りにチャンスは転がっている。
8.三日以内にできないことは永遠にできない。
9.毎日の十分間の日課(サクセスダイアリーと成功をイメージする)で未来は変わる。
10借金は少しずつ返していく。返せるお金でも半分は貯金する。
11.借金で物を買わない。(クレジット・カードは破り捨てる)
12.稼いだお金を一定の割合で、ガチョウ(お金を生み出す金融資産)、夢、日々の小遣いに分ける。
13.幸運というのはよく観察してみると、準備と努力の結果にすぎない。
14.72割るの利率で、もとのお金の二倍になるまでの年数がわかる。
15.投資信託のリスクは長期的になみととても小さい。

簡単ですよね。これは全部ではなくて、全体で30近くあります。

書き出してみると、実際に、自分の生活に取り入れているのが多いことに気がつきました。

1.→基本ですよね。「ワクワク」することを冷静に分析すると、分かります。
2.→SONY銀行のPostPet「ほしいもの貯金箱」を使っています。
3.→「宝地図」ですね。
5.→実は、楽天日記の秘密の日記で書いています。
9.→「宝地図」と「未来日記」で楽しんでいます。
10.→借金していたときは、この考えで、気が楽になりました。
11.→クレジット・カードは持っていますが、基本的に使いません。
12.→「給与-必要経費」を、5:3:2で、ガチョウ:自己投資:交際費に分けて使用しています。
14.→無駄使いしそうになるときに、思い出します。
  e.g.今は、1,000円だけど、6%で12年後には、2,000円か・・・
15.→日本の信託投資を信用してないので、長期保有スタンスで株を購入しています。

心に残ったシーンが、2つあります。

一つ目が、マネーが最初に言葉を発したシーンです。テレビでCDの宣伝が流れてきて、反射的に、出ている電話番号に電話しようとします。その時に、

「よく考えてごらん。本当に、CDなんか買っていられるのかい?」

という声が聞こえるシーンです。その後、この女の子は、自分が本当は何を欲しいのか考えて、3つあげます。これが、出発点になります。日々の生活に追われていると、自分が、本当に何が欲しいのか分からなくなる事を思い出させてくれます。購入してしまって、後悔することが多いですよね。

二つ目が、女の子が成長してお金に関する本をまとめている時に、マネーが言葉をしゃべらない普通のイヌに戻るシーンです。

「大事なことはね、君に僕の声が聞こえたということなんだ。君に僕のいうことがわかったということなんだ。それはちょうどいま君が書いている本と同じさ。読んだって君のメッセージが聞こえない人は何人もいるさ。でも君の本を読んでお金とかしこく付き合いはじめるひとだっているだろう。彼らの人生はいまよりもずっと幸せで豊かなものになるんだよ」

イヌが教えるお金持ちになるための知恵
著者:ボード・シェーファー、出版社:草思社
後悔度:★★★(三つ星満点)
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する

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『幸せな宝地図であなたの夢がかなう』 by 望月俊孝

【夢のイメージが物として部屋に存在しているって、不思議】

まだ、お金を稼いでない学生の頃、欲しい物があると、カタログをもらってきは、そのカタログを丹念に見ては、自分がそれを使っている様子や如何にそれが自分の生活を変える力があるかとイメージしながら、バイトに励んだものです。そうすると、無理かなと思っていたのが、半年後に、なんとか、手に入れてしまうのが不思議でした。大抵、半年後です。この本を読んで、そんなことを思い出しました。

日々の仕事に追われて、会社の、部門の、部の、グループの「やるべきこと・達成すべき目標」に囲まれています。それらは常に監視され、それらを達成できそうもないと、上司、部門長、部下、同僚から何らかのサインが出ます。しかし、あなたの「やるべきこと・達成すべき目標」や大切にしている『夢』を達成しそうもないとき、誰が、そのことを気づかせてくれるでしょうか?

インターネットの発達が、あなたが受け取とれる情報量を途方もない量にしています。テレビのチャネルは、CS、ケーブルテレビ、デジタル放送で、どんどん増えて、多量の番組が送られていきます。コンビニは、街のあちこちに見られ、一見、あなたの生活を豊かにしてくれる物やサービスを24時間届けてくれます。さて、あなたは何を選択したら、心の平静が得られて、じみじみと『幸せ』を感じられるでしょうか?

若い頃は、自分が永遠に存在し続けると思い、それらのすべてを無目的に享受しようとするかもしません。しかし、自分の命の長さが有限と知ってしまったら、何をどう選択すべきでしょうか?

それへの答えの一つが『幸せな宝地図』というのは、言い過ぎでしょうか。

『幸せな宝地図』というのは、自分の夢を表すイメージ(具体的には写真、雑誌やパンフレットの切り抜き)をA1サイズのボードに貼り付けた物を指します。

実際の作成手順の詳細は、本書や望月俊孝さんの楽天日記サイトに譲りますが、簡単に三行で紹介すると以下のようになります。

1.A1の大きさのコルクボードとピンと夢をイメージする雑誌等からの切り抜きを用意します。
2.タイトルと自分の笑顔の写真をつけ、切り抜きを配置していきます。
3.毎日、眺めては、その夢について、イメージして楽しみます。

一番のポイントは、毎日眺めてみるという事でしょう。

イメージや感情を司る潜在意識は、一秒間に1000万ビットの高速で情報処理をするそうです。非常に、膨大な量と感じますが、よく考えると、納得できます。目の前に広がる立体の動画、360度の方向から聞こえる音声、鍛えれば数ミクロンを感じられる触感、微妙な違いを感じるとができる味覚、そして嗅覚からのデータを考えると多量の情報処理が行われていると納得できます。

その処理系に方向性を与える『幸せな宝地図』を毎日見ることにより、勝手に、関連の情報を引き出してくれます。つまり、毎日自分の夢が描かれていた宝地図ながめることにより、脳が「自分のやると」の優先順位を勝手に整理してくれます。その力は大きいと思いませんか?

最後に、著者の言葉を引用します。

『宝地図を創って、それを眺めるということは、「人生の優先順位をメモして、必要なときに教えてくれる、有能なコーチやマネージャーを雇っている」のと同じことだと言っていいでしょう。しかも、コーチ代は無料です。』

幸せな宝地図であなたの夢がかなう
きっと!今日から人生が変わる

著者:望月俊孝、出版社:ゴマブックス
後悔度:★★★(三つ星満点)
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する




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『ソース』 by マイク・マクマナス/ヒューイ陽子

【自分の中にある「ワクワク」を発見して、元気になる】

本書を読むと、なんだか元気になります。というのは、「やるべきか」「やってはいけない」の世界から、「ワクワクするか」「ワクワクしないのか」の世界へと案内され、人生を見る視点が一変するからです。

本書の冒頭には、著者が問題児をうまく学校教育へ適応させるために「ワクワク」することを中心として教育を実施する場面から始まります。今まで学校生活にうまく適合できなかった子供たちが、自分の「ワクワク」することを中心において、学習し、それぞれの能力を開花させていくシークは、人間の持っている力のすばらしさを感じさます。

本書が主張する事とは、「世間の常識を基準に判断して、自分の人生をダメにしていませんか?」というのと、「自分のワクワクを基準にしてみませんか?」ということに集約されそうです。

それを基準にて、世間の常識である成功法則を崩していきます。

「優先順位をつけることは間違いだ」
ワクワクすることは、大抵、優先順位の下にある。いつまでたっても、生きる楽しさを感じる「ワクワク」にたどり着けない。やりたいことは、すべてやれと主張しています。やりたいことのシナジー効果で心地良い世界によりはやくたどり着けるだろうと述べています。

「目標を達成するよりも、目標に向かっていくことが大切だ」
二つの意味があり目標に固執すると、その課程で得ている成果に気がつかない事があります。これは、「仕事は楽しいかね?」の主張とよく似ていると思いました。もう一つの意味は、目標達成にとらわれ過ぎると、目標自体を低して力が発揮できない、逆に、高過ぎると目標未達での敗北感が大きすぎて、やる気を失うことがあります。

では、どのようにしたら「ワクワク」することだけで、生きていけるようになるのでしょう。さすがに、具体的な答えは、自分で見つけていくしかないのですが、本書にいくつかのヒントがちりばめられています。

それは、まず、自分の「ワクワク」することをすべてあげていきましょう。考えるヒントは、自分の過去にあります。「ワクワク」することは意外に、高価な事ではありません。二番目に、「ワクワク」することの本質を突き詰めていきましょう。たとえば、プロの野球選手なることに「ワクワク」するのでしたら、「プロになり目立つこと」がワクワクするのか、それとも単純に「ずっと野球」をしたいのか。さらに、「ずっと野球」なら、その何に「ワクワク」するのでしょう。そして、最後に、バランスを取るために、「家族」、「健康」などの十の分野に、それをちりばめましょう。すると、ずっと、「ワクワク」する生活を送れます。

この本を読んで、私は、昔の世界の前提【飢えるかもしれない】と今の世界の前提【飢えることはない】が違うので、生き方に対するスタンスが違ってもいいのかなと感じました。自分が支払っている金額の中で、生きていくの最低限必要なものはそんなにないような気がします。多くは、みんながそうしているからという惰性と仲間はずれの怖さとから必要のないことにお金を費やしているのかもしれません。
ソース
あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。

< strong >著者:マイク・マクマナス/ヒューイ陽子、出版社:ヴォイス
後悔度:★★★(三つ星満点)
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する




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『自分と未来は変えられる』 by 高塚猛

【コミュニケーションを促進するアイディアの宝庫】

本書を再三読むと、著者のスマートさが際だっている様に感じました。普通の人なら、人間関係で自然に発生する感情に強く捕らわれて、周りが見えなくなっている状態になります。しかし、著者は冷静に観察して、コミュニケーションを活性化して、特定の目標に向かうようにうまく誘導していきます。一つ一つは、小さな事でも、一貫して皆の力を特定の目的に焦点を合わして、結果を出していく姿勢に好感を持ちしました。

具体的に、本書で紹介されている事をピックアップします。

相手の主張することで、自分の価値観でどうでもいいことは、受け入れます。人から治かずいてもらうためには、「優越感を持ってもらうこと」、「楽しいこと」、「得をさせてあげること」の3つしかありません。「得をさせてあげること」は、常にそうすることはできません。それに、比べて、「優越感を持ってもらうこと」は、自分の気持ち次第でどうにでもなります。

雑談のなかでも、相手の目をちゃんと見てはなしていれば、相手がどんなことに一番関心をもってはなしている事がわかります。その部分について、別の機会に何回もお聞きするのです。そうすると相手は自分の言いたいことを聞いてくれたということで喜んでくれます。

運が強いという人というのは、可能性が高いことをちっとやっている人であり、運の弱い人は、可能性の高いことを当たり前と思って見過ごしていて、可能性の低いことをするのがすばらしいことだと思っている人のことかもしれません。

憎まれた時で、大切なことは、相手と同じ思いを持たないことです。自分がたとえ悪く思っていても言葉や態度に出さず、相手をはめておけばいいのです。相手の憎悪を無視してしまえば、それ以上悪い感情が広がる可能性は少なくなるのです。

お葬式の場で、ホテルマンがお焼香に来た人にこう頼みます。
「今日の喪主は、『こんな葬式でよかったのか』と悩んでいます。ですから、帰りに『立派な葬式だ』といってあげてください」と。すると、頼まれた人はポジティブな言葉なので、言ってくれる可能性は高いのです。その後、帰宅したころを見計らって、
「喪主の○○さんは本当に喜んでおられました」と伝えます。
喪主の○○さんはには、次の様に伝えます。
「○○さんよかったですね。△△さんがああいうふうにおっしゃたように・・・」
人が喜んでいる、人が誉めているという橋渡しをすることが大事なサービスです。

提言や提案を一回で諦めてはいけません。二回目はもっとわかりやすく正確に提案します。それでも、ダメなら念を押します。それで、ノーであれば、一応諦めます。提案が通らなくても、思いは相手に伝わったはずですし、覚えてくれます。その後に、あの提案は有効だったということがわかれば、「彼の言うとおりになった。彼はできる」という評価につながります。

これらの事に、一貫している視点は、さほどリスクはなくけど、続けることにより可能性の高めることに力を傾けていることです。

自分と未来は変えられる
他人と過去は変えられない

< strong >著者:高塚猛、出版社:かんき出版
後悔度:★★★(三つ星満点)
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する




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『食の精神病理』 by 大平健

【うつ病的症状(なんとなくつかれやすい等)に悩んでいる方に】

著者は、自分の人生の主人になってない人の多くの人がかかっている精神病でないけど、日々生活している上での軽いうつ病的症状、長く続く、頭が痛い、つかれやすい、ぐっすり眠れなく、集中力がなく、イライラする人、または、ストレスに非常に弱くなっている人に処方箋を切ります。

その原因は、頭の中にいる「本当の自分」が、身体の外見をはじめどうすることのできないものをかかている「身体の自分」を執拗に管理した結果と結論づけています。

「本当の自分」が、もう少し寛容になって、よい教師のように上手に、最終的な目標に導くように勧めています。処方箋が2つ切られています。

一つは、早寝早起きをすることです。これは、従来のうつ病の治療の一つとして、経験的に知られている方法です。実際に、著者は、この治療法を軽度の鬱病患者に試したところ、かなりの効果があることがわかっています。どのようなメカニズムで、作用しているのかは、まだ、解明されていません。ただ、日と共に生活するという自然の摂理に従う事がいいのではないと言う事があげられます。また、早起きをすることにより、自分の生活リズムを自分自身で管理できるようになり、その後、生活全般を自分のものとして取り戻すようです。

うつ病になってはいないけれども、うつ病病的な症状を訴える患者に対して、実施したところ、落ち込みから回復できただけでなく、落ち込みにくくなったそうです。

具体的にどのようにするかというと、十時までにベッドに入って五時までには起きる必要があります。そうでないと効果が出ません。

二つ目は、メリハリのある一週間を送ることです。なんでもいいので、通常とは違うことをします。食事と同様に、同じような生活を延々と繰り返していると、心の病気になりやすいのです。意図的に、違うことをしましょう。例として、昔の友達に週一回、コミュニケーションを行ったり、子供を幼稚園に送り迎えするちょっとした間にペットボトルのお茶ではなく、きちんと、お茶を入れて飲むようにしたり、毎日、飲みに行くのをやめてデパ地下の総菜を買ってきて家で食事をするなどちょっとしたことでいいのです。

結論のみを拾って要約しましたが、この「本当の自分」と「身体の自分」の関係とその変遷を人に取って大切な食を通して、説明しています。その説明は、童話における食のルール、拒食症や過食症の話、人間関係の変化などを取りあげ、興味深いものになっています。

食の精神病理

< strong >著者:大平健、出版社:光文社
後悔度:★★★(三つ星満点)
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する




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『「儲け」を生みだす「悦び」の方程式』 by小阪裕司

商人は、「悦び」を拡大再生産する「仕組み」を持つ芸人だ。

筆者は、会社のファン(=固定客)を増やすことにより、ビジネスを拡大させる仕組みを提唱しています。この仕組みは、顧客を5つのゾーンに分けて、それぞれのゾーンにから、一歩一歩、最終的に「会社のファン」ゾーンに移行してもらうことを指しています。ぞれぞれのゾーンから次のゾーンに動いてもらう方法を実例を示しながら説明します。この仕組みの基本にはお客様の悦びがあると説いています。

この5つのゾーンを次に示します。

1.見込み客ゾーン
2.新規顧客獲得ゾーン
3.既存客ファン化ゾーン
4.休眠・流失客ゾーン
5.非獲得客再アプローチゾーン

それぞれのゾーン間をボードゲームの升目を動くように、お客様を動かします。

既存客化ゾーンに、お客様を集めて、ビジネスの安定化を図ります。このゾーンのお客様は「新規客」に比較して、かかるコストは少なく、また、その会社に対するロイヤリティが高いので利益が高いのです。

お客様の「悦び」を、難しく考えるかもしませんが、ちょっとしたことでいいのです。例えば、見た目が同じで値段が違うサンマの差が、実は背の厚さの違いであることを知らせるだけでいいのです。また、電子ジャーをを長年使用しているお客様に対して、最新の電子ジャーがおいしく炊けることや手間がかからないことをおしえてあげるだけでいいのです。実は、お客様はその値段の違う理由や新規に買うべき理由を知りたいのです。

この様にして得た「儲け」は、さらに、お客様の悦びを大きくすることに投資しなければなりません。なぜなら、お客様はそれをあなたに期待しているから、儲けさせてあげているのです。そういう世界では、商人は芸人でなければなりません。芸人は他人と競うのではなく、自分独自の世界を作ることに力を入れるべきなのです。そこには、己との戦いのみしかない世界なのです。

「儲け」を生みだす「悦び」の方程式
見える人にしか見えない商売繁盛の「仕組み」とは

< strong >著者:小阪裕司、出版社:PHP研究所
後悔度:★★★ (三つ星満点)
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する




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『あなたの夢をかなえる「未来日記」』その2 by 佐藤富雄

「宝地図」の日記パージョンかな。

気に入ったことをずらずらと書いていきます。

『そうした(自分がたまたま思った)あやふやな思いこみや他者による評価が集合体となり、あなたの大切な自己像を形成しています。それを気づかずに、いつまでも自分を過小評価したままでいたり、まわりの見る目ばかりにとらわれていると、人生で本当に得たいものが得られずに終わってしまいます。』(69page)

この文章を読んで、ある程度は自分が感じている素質や他人の評価は正しいかも知れないが、それが絶対ではありません。実際、現在、仕事で評価されている部分は、気がつくまでは、それほどの能力とは思っていませんでした。。また、自分の選択で、自分を切り替えられるように思います。個々の人間は、さほど、大きさな差はないように思いますし、人間の適応力はかなり高いのです。

『文章にするというと、「考えを頭の中でまとめて、それから書く」と思われがちですが、実はその反対です。実際は「書くことが考えること」になっています。ですから、文章化することは非常に効率的な頭のトレーニングになります。書けば書くほど、思考能力が高まっていきます。』(75page)

これは、実際に、その通りでいままで本を読んで、少し、賢くなったような気がしていましたが、書評をまとめる段になると一体筆者が言いたいことが何だったのか分かってないことに気がつき唖然とします。また、思考の断片をつなぎ合わせて文章を綴ると、最終的に、こんな事を考えていたのかと思うことがあります。しかし、事実は、逆で、初めて、書くことによって、全体像を考えたのです。書いて、表現するまで、何が分かっていて、何が分からないのか、その境が分からないですよね。そういったことを考えるとまさに、「書くことが考えること」なのです。

『脳と身体と心が「快」の状態になければ、そこに希望は生まれません。本気で目標をかなえようという意識になれないのです。「目標1億円」と紙に書いて掲げても、かえってプレッシャーになるばかりです。』(83page)

目標を適切にするためには、この「脳と身体と心」が「快」の状態になるような目標を設定することが大切なのでしょう。場合によっては、「現実を目標に合わせる」のでなく、「目標を現実に合わせる」ような短期の現実的なレベルの目標を設定することが効果的な場合もあるのでしょう。とにかく、「脳と身体と心」が「快」の状態になるよう思考錯誤する必要があるのでしょう。

読んで、みたくなりませんか?

あなたの夢をかなえる「未来日記」-“思い通りの人生”を手に入れる14日間トレーニング
著者:佐藤富雄、出版社:PHPエディターズ・グループ/PHP研究所

後悔度:★★★ (三つ星満点)
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する




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『あなたの夢をかなえる「未来日記」』 by 佐藤富雄

「宝地図」の日記パージョンかな。

本書は、言葉と想像力という人間が持つ特有の力を用いて、目標を達成する方法を説明しています。

著者の佐藤富雄氏の本を読むのは、三冊目でして、一冊目は「若々しい人 老ける人―人生を楽しむオプティマル・ヘルスのすすめ」、二冊目は「あなたが変わる「口ぐせ」の魔術―言葉の心理学・生理学」です。二冊とも、私の興味のある分野です。

さて、本書は、その二冊と比較してかなり薄くて、全部合わせても126ページですが、密度の濃い内容に仕上がっています。内容が濃いため、12/31に、購入したのにもかかわらず、今ひとつ消化できずに、ようやく、紹介できるようになりました。

未来日記とは、自分が達成しようとする目標の内容が、既に、実現したとして、子細に、それを日記として書き留めることです。その日記は、特定の一日でもいいし、一週間でも、一年でもいいのです。ポイントは、「理想の未来を先取りして現在形の言葉で書く」という事です。それにより、的確に欲しい未来に対する準備が出来るようになります。

なぜ、そうなるかというと、まず、言葉にすることにより、人が持っている「自動目的達成装置」がオンになります。今まで不可能だと思っていたことが、無意識に制限をかけているのがはずれて、段々とそれを達成するような道筋を探し始めます。そして、何回も書いたり、音読することによって、新しい脳の回路が出来始めます。すると、もしかしてらできるかもしれないと思い始め、エネルギーが湧き出るようになります。筆者の未来日記の一部が公開されています。素晴らしい生活なのですが、それが、ほとんど達成されているといいます。この「自動目的達成装置」は、極身近な例だと、予定や計画を立てることも含まれるそうです。

もう一つのそれを支えるしくみが「RAS効果」というものです。これは、身の周りにある膨大な情報を選別する機能です。何か心から求めたり必要としていると、本人が意識するしないにかかわらず、脳が自動的に情報を収集してくれます。例えば、A温泉に行く計画を友人と立てると、その計画を立てたとたんに、電車の中吊りを見ると、A温泉の特集記事がめにとまり、TVに取り上げられているのに気づき、果ては、先日、A温泉に行ったという知り合いまで現れます。これは、偶然ではなく、今まで、目の前にあったことに気がつかなかっただけなのです。


この「自動目的達成装置」と「RAS効果」により、目標に対して、的確な準備をすることができて、最後には、達成すると本書は主張しています。

あなたの夢をかなえる「未来日記」-“思い通りの人生”を手に入れる14日間トレーニング
著者:佐藤富雄、出版社:PHPエディターズ・グループ/PHP研究所

後悔度:★★★ (三つ星満点)
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する

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『私はどうして販売外交に成功したか』 by フランク・ベトガー

『フランクリン自伝』を営業に生かしたらこうなる?

以前、ランチェスター経営(株)関東No.1代理店さんの日記で、コメントされていた本です。ようやく、読みました。

内容は、「フランク・ベトガー」という保険営業の人がどのように成功したかということを肩の力を抜いて、語っているというような内容です。デール・カーネギーの話し方教室に通っているエピソードから推測してかなり古い人のようです。ちなみに、奥付によると日本での翻訳版の初版が、1964年です。

『フランクリン自伝』と同様に、このような自伝の形式は、失敗談があることで真実味を感じるし、ディテールがある体験談が納得感を引き出します。

著者は、『フランクリン自伝』を読んでおり、それを実践することで成功を収めています。この人の十三徳を紹介しても、あまり、意味のあることでないで紹介はしません。しかし、大切なのは、自分の持っている課題との整合性と具体的行動に繋がるような「徳(=習慣)」の設定が大切だと感じました。

更に、『フランクリン自伝』でも登場した質問による説得(産婆術でしたけ?)や相手の共感を得る話し方を拾得されているようです。産婆術も、詳しく知りたくなってきました。少し前に、多くの本が出た「質問力」と関係があるのでしょうか。

すごいなと感心した所は、丹念にセールスの記録をとり、訪問の回数とコミッション料から、一回あたりのコミッション料を割り出し、訪問回数をこなすことにより、徐々にそのコミッション料が徐々に上がっていくことを割り出します。そして、手間のかかる3回以上かかるセールスについて分析を行い、手間がかかる割りに、成果が上がらないと分析し、そのようなセースルを止めることにより効率化します。

なんだか、『小さな会社・儲けのルール』 の時間戦略の実例を示されているように感じます。そうです。例の式です。

y = a × xの2乗 + b
y:人生の目標、a:才能、x:時間(努力・忍耐)、b:過去の蓄積

それと、関係が強いのですが、「結局、セールスは訪問回数だ」という事を知って、それを効率的に行うために、一週間の計画を半日かけて綿密に立案する姿にも、感心させられました。訪問先の顧客に合わせてどのような会話を組み立てるか綿密に計画していくのです。しかも、きっちり、実行に移します。例え、親友からの誘いを蹴ってまででもです。徹底しています。

また、営業らしいなと思ったのは、人の名前を覚えることの大切さを語り、その覚え方を教授しています。1.印象:最初に会ったときに、集中して、覚えようとする。気にとめない人が多いらしい。
2.反復:すぐに、会話の中に相手の名前を入れる。相手も、名前を呼ばれると好印象を持つので、一石二鳥。
3.連想:なにかにかこつけて、または、語呂合わせで関連づけて、記憶に残す。

この人は、自分自身のことを「気の弱い神経質な人だ」と思っていました。そのため、びくびくしながら物事に対処していたいましたが、うまく、行きません。そのような状況から、立ち直り、トップ・セールスマンになる過程が書かれており、気の弱い人に勇気を与える本です。

私はどうして販売外交に成功したか
著者:フランク・ベトガー、出版社:ダイヤモンド社

後悔度:★★★ (三つ星満点)
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する


この本から、綿密に計画して、実行して、反省する大切さを痛感しました。要するに、PDCAなんですけどね。きっちり、私の「習慣」にも組み入れたいと思います。

また、人とのコミュニケーションの基本は、まず、人の名前を覚えることでしょうね。反省、何とか、私も工夫して覚えます。

あ、そうそう、今、沖縄にいます。やはり、暖かいのはいいですね。でも、何か暇で物足りないです。やはり、東京が合っているのでしょうか・・・



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『朝4時起きの仕事術』 by中島孝志

今、一番熱い本?!

本書の前書きが、魅力的です。午前中に、すてべての依頼されている仕事(過去の仕事)を完了し、午後は、未来の仕事(?)の種まきに使用します。

この未来の仕事というのが、実は、「未来の仕事をプロデュースするために、勉強したり、好きな落語を聞くために寄席に通ったり、デジカメと大型ノートを小脇に抱えてどこかの商店街を散策したり、気になる人と食事する」というものです。

いいですね。すっかり、著者のワナに引っかかってしまいました。

朝に、仕事などをやるのと夜にやるのとどちらがいのかを比較して、断然、朝がよいと力説します。

1.朝は、夜に比較して、心身の働きを活発にするホルモンが多く分泌されます。午前7時頃がピークであり、日と共に生活する基本的なリズムを形作っており、活動に最適な生活パターンになります。

2.夜は日中の疲れがたまっており、しかも、人と会うとなれば、アルコールは付きもので、弱った頭でつい安受けあいして、後で後悔しがちです。しなも、時間が無限にあるかと錯覚して無為に過ごしてしまいます。朝なら、ノーアルコールだし、時間に制約があると強く意識するため、有効に過ごせます。

3.最後に、人より早目に仕事を始めているため、先手先手に事を始められます。クレームや打ち合わせ等の対応相手がある場合、その少しの差が、結果的に大きな成果の差になります。

実例として、著者の例が載っており、最初に文筆業だった著者が、昼に余裕があるため、あちこちの分野を引き受けるうちに、経営コンサルティングやテレビのコメンテーターなど仕事の幅を広げていく様子が描かれています。

また、国会議員の先生も、激務の中、朝時間を活用しています。朝食時の官僚が主催する勉強会の耳学問で、どんどん知識をみにつけ、いっぱしに政策などに意見を言えるようになります。ここで重要なのは専門家からの耳学問である。専門家から、直接、聞くということです。重要なポイントを正確で早く知ることがでます。

サラリーマンでも、朝の時間を自分のやりたいことに費やすという提案は考えてみる価値があります。特に、自分の専門分野の本を書くことを勧めています。

いいですねぇ。この朝の活用法!

朝4時起きの仕事術-誰も知らない「朝いちばん」活用法
< strong >著者:中島孝志、出版社:プレジデント社

後悔度:★★★ (三つ星満点)
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する



ゑ☆びす社長の日記を見て、この本を読んでみました。一日を三分割するって、魅力的です。ゑ☆びす社長の主催する早朝勉強会に、参加したくなりました。が、しかし、参加資格に達してません!!ガーン!
でも、やりたーい!
そうだ、自分で開催すればいいんだ!

というわけで、やります。こんな感じです。参加希望の方は、メッセージをお願いします。あまり、多くの人とやるのは苦手なので、私を入れて5人程度で、深く、追求しましょう。というわけで、限定5人です。

場所:渋谷のカフェ
時間:7時から8時、二週間に一回程度の頻度
テーマ:週末起業や小金持ち
内容:その系のビジネス書を課題図書として、前もって、読んで、議論する。
(図解またはマインドマッブで、もちまわりで、紹介する。または、みなで3色ペン方式での読書会をする。)



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『巨象も踊る』 by ルイス・ガースナー

実務的な経営者の顔がかいま見られる

本書は、私がいる業界の会社IBMの復活劇を描いています。今日は、少し、趣向をかえて、同じような会社がどのような進路を取るべきか考えてみました。

ポイント
随所にガースナー氏が考えるソリューション・インテグレーション事業における経営上のポイントが述べられている点が参考になる。そのポイントは、ソリューション・インテグレーション事業のビジネス・モデルは、製造業ではなく、小売・サービス業に近いということである。私達も、その点を明確に意識して事業に取り組む必要がある。

その観点から、3つのことを論じすることにする。まず、挙げられることが、「ビジネス・モデルの違い」、次に、「スタッフのスタンス」、そして、「高度なシナジー効果の追求」である。

ビジネス・モデルの違い
本書の181ページから始まる「賭の性格」で述べてあり、IBMの現在の中核事業であるシステム・インテグレーション事業のビジネス・モデルはサービス業であると明確に述べている。財務的な観点からみると分かりやすいと思う。

製造業の財務を固定費と変動費の二つからとらえてみと、固定費の割合が多く、売上が伸びて、損益分岐点を越えると急速に利益が上がる。しかし、売上がない巨額な赤字となる。これは、ソフトウェアにおけるパッケージと同様のビジネス・モデルである。俯瞰的に見ると、赤字の製品と黒字の製品がまだら模様で、全体として利益を確保している。

逆に、小売・サービス業は、変動費の割合が大きく、固定費のそれは少ない。そのため損益分岐点は低く、利益を出しやすい。しかし、その利益率は低くなる。これは、ソフトウェアにおけるシステム・インテグレーションと同様のビジネス・モデルである。俯瞰的に見ると、多くの案件から少しずつ利益をあげ、全体として利益を確保している。

事業戦略のウェイトとしては、製造業では設備投資がキーであり、小売・サービス業では日々のマネージメントがキーである。

戦略ドメインを構成する「顧客」、「技術」、「製品」で考えてみる。製造業のビジネス・モデルは、製品を重視する。それに対して、小売・サービス業は、顧客の要求の変化への対応や広い意味での技術において高い水準を求められる。

現状の多くの会社のシステム・インテグレーション事業は、製造業のモデルを引きずっているように見える。より、小売・サービス業的ビジネス・モデルに適応するには、顧客志向を追及すると共に、オペレーションに対しても、高めていく努力をする必要がある。

小売業のトップ企業であるセブン・イレブンでは、週に一度、鈴木会長の下で、業務改革会議が開催されており、現場の問題が討議されているという。トップが現場の個々の問題を通して、語り合う場所が必要ではないだろうか。これは、一例であるが、小売・サービス業の手法を積極的に取り入れることを検討する必要がある。

スタッフのスタンス
本書付録に、ガースナーと従業員のメールのやり取りが、掲載されている。そのメールの中(409ページ)で、次のように述べている。

『たとえば、スタッフ部門の人たちが、ライン部門の動きを監視し、問題の行動を摘発するのが自分たちの仕事と思っているのであれば、どのような管理制度もうまくいかない。しかし、スタッフ部門の姿勢がこうであれば、「自分の仕事は会社のすべての能力が顧客と接する人たちに向けられるものとすることだ。ビジネスで勝利するように支援するのが自分たちの役割だ」というのであれば・・・』

会社のスタッフの動きを見ていると逆の動きにみえてしまう。非効率的、メリハリがいなく、網羅的な監視が強まっているように感じる。本来の目的を失っている監視のための監視に映る。非効率的、メリハリがいなく、網羅的な管理は、同一の品質が要求される製造業では、ある意味、適合しているように思える。

小売・サービス業は、個々の顧客の事情が最優先する。また、利益を出すために、非常に高いオペレーションを要求される。そのため最適なプロセスを現場で、組み立てる能力が求められる。そのため、押し付けの作業標準を高いレベルのものであれ、最終的には、最適化することが求められる。

よって、上からの押し付けではなく、個々の作業標準やツールを部品化して、組織体制としては、それをいかに現場に適用するかについての専門家や専門的組織を育成する方向が必要に思える。

高度なシナジー効果の追求
英語で、本書のタイトルである「巨像も踊る」と同じである「第26章 巨像が踊れないとはだれにもいわせない」が、本書の中核部分である。

ここでのテーマは、「如何に、企業規模を生かすかという」という点に集約されている。三段階の水準の統合があり、まず、第一段階は、データ処理、購買、基本的な人事制度などの共有であり、「規模の経済」の追求である。次の第二段階は、顧客情報の共有であり、共通の顧客データベース、共通の受発注システムなどがあり、総合的な情報を顧客サービス担当者に提供するものである。最後の第三段階の統合については、「もう、一冊本を書かなければならなくなる」とし、初歩的な事のみ論じている。

明確には理解できないが、全社の資源を用いて顧客に統合的なサービスを提供するように解釈できる。そのためには、セクショナリズムに陥ることなく、かつ、広い視野で全体最適化を図る必要がある。組織的には、他のIBM関連の資料をみると、機能組織的な事業部制ではなく、各部門をまたがったプロジェクト組織もしくはマトリックス組織のように思える。

まとめ
システム会社の課題は、小売・サービス業的ビジネス・モデルを意識した高いオペレーションの能力を組織としてどう構築していくかにあると考える。そのためには、IBMは、一つのモデルを提供している。ただ、IBMの流儀をそのまま適用しても、二流のIBMになるだけであるから、先進的な日本の小売業の仕組みを取り入れることが、IBMを超える一つのヒントになると考える。

巨象も踊る
< strong >著者:ルイス・ガースナー、出版社:日本経済新聞社

後悔度:★★★ (三つ星満点)
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する




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『検索にガンガンヒットするホームページの作り方』 by 渡辺隆広

タイトル通り、ガンガンヒットしそう!

渡辺隆広氏の『検索にガンガンヒットするホームページの作り方』は、私にとっては珍しく、オンライン書店ではなく、リアル店舗で購入しました。店頭で購入すると「ハズレ」の確率が高くなるのですが、この本は「アタリ」でした。

SEO(Serach Engine Optimization)とは、検索エンジン(本書では主にGoogle)に対して、ターゲットとする顧客が使うであろうキーワード検索結果に自分のサイトを出し、かつ、その一覧から自分のサイトを選んでもらうことを目的として、自分のサイトを構成し、他タイトへの働きかけを行うことを指します。

そのSEOは、自分のサイト内で講じるそれと、他サイトからへのリンクの2つに分けられます。

自分のサイト内への対応策としては、検索キーワードを意識してサイトのコンテンツを作ることとHTMLタグを効果的に使用することの2つがあります。

検索エンジンを使用する際において比較的頻度が高い、キーワードでコンテンツを作成します。どのキーワードの使用頻度が高いか、また、キーワードをどのような組み合わせで使用するかは、以下のページで調べることができます。

Google AdWords キーワードアドバイス
オーバーチュア キーワードアドバイスツール

HTMLタグを効果的に使用することは、別の言い方をすると正しく使用することです。HTMLタグは、本来、文書の論理構造(e.g. 章、節、強調など)を表現します。その本来の使用法で使うことを検索エンジンは前提に、検索ロジックを組み立てて、サイトを評価しているため、適切に使用されないと評価が落ちます。具体的には、hxタグ(h1、h2、h3は、それぞれ、題、部、章を表す)とnlタグ・olタグ(箇条書きを示す)、strongタグ・emタグ(強調を示す)、centerタグ(中央揃えを示す)を特に注意して使用します。

他サイトからのリンク対策は、ディレクトリー型検索サイトのYahoo!とDMOZへの登録と評価ランクの高いサイトからのリンクが有効です。評価ランクの高いサイト(Yahoo!とDMOZを含む)からのリンクをもらうと、リンクされた評価ランクも上がるような評価ロジックを取っているためです。Googleからの評価ランクをしるためには、Google ツールバーのPageRankの上に、マウス・ポインタを置くことで、10段階評価が表示されます。

ごく簡単に内容のさわりを紹介しましたがこれはごく一部の内容です。内容が豊富で、とてもわかりやすく、丁寧に作られています。もし、実際に、ビジネス・サイトをしていて、来客数を上げるようと努力しているのなら、購入しても損はないと思います。

検索にガンガンヒットするホームページの作り方、著者:渡辺隆広

~SEO(検索エンジン最適化)テクニックで効果的にPRする、出版社:翔泳社

後悔度:★★★ (三つ星満点)
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する

検索にガンガンヒットするホームページの作り方―SEO(検索エンジン最適化)テクニックで効果的にPRしよう
『検索にガンガンヒットするホームページの作り方』 by 渡辺隆広渡辺 隆広

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『小さな会社・儲けのルール』 by 竹田陽一、栢野克己

小企業のニッチ戦略を理論と実例で説明

小企業(明確には書かれてないが100人以下の企業)がとるべきポーターの競争戦略で言うところのニッチ戦略を「ランチェスターの法則」を使い、かつ、それぞれの個別戦略で具体的なポイントと共に実例をふんだんに盛り込んで示しています。特に、こういう戦略の本としては珍しく定量的な説明が多く、説得力があります。

特徴的なことは、商品+顧客(営業)の2つが押さえるべきポイントと判断し、その2つに絞り込んで企業戦略を示していることです。その他の組織戦略や財務・会計等については、意図的に言及されていません。

全体を通して、ランチェスターの法則をベースとして戦略が構築されています。このランチェスターの法則をきわめて簡単に説明します。この法則は戦い方とその攻撃力に関する法則です。

第一法則:攻撃力=兵力数×武器性能
第二法則:攻撃力=兵力数の2乗×武器性能

第一法則は、一騎打ち戦での法則です。ここでは、1対1でしか、戦わないため、その攻撃力は兵力に比例します。第二法則は、ライフル等の飛び道具を使った場合の攻撃力なります。この場合、1対1の戦闘ではなく、多対多の戦いとなり、攻撃力は兵力の2乗に比例します。

この法則から、小企業は兵力がないため、できるだけ、第一法則が通用する世界で戦いを行います。つまり、自分の力を一点に集中させて接近戦を行い、できれば相手のいない領域、もしくは、いても相手企業の分散された一部との戦いを行うことにより、第二法則が支配する世界と比較して相対的に有利な状態で戦います。そして、最終的な戦略目標して特定の領域内でシェアを取り、その分野での強者になることにより、第二法則を使用できる立場を目指します。

この理論をベースして、商品戦略、エリア戦略、客層(セグメンテーション)戦略、営業(マーケティング)戦略、顧客(CRM)戦略、時間戦略を展開します。

この中で、特に、興味深く感じたのが、時間戦略です。人生の成功公式して、以下の式を提示しています。

y = a × xの2乗 + b
y:人生の目標、a:才能、x:時間(努力・忍耐)、b:過去の蓄積

凡人は、aやbの値が大きくないので、xを大きくすべきと主張しています。つまり、長時間労働を行えと言っています。ただ、このxは、2乗で聞いてきますので、2倍の成果を出すためには、ルート2つまり、1.41倍の時間、働けばよいことになります。7時間を基準にして、結果を2倍、3倍、4倍、5倍の成果を出すには、それぞれ、10時間、12時間、14時間、15-16時間ということになります。ランチェスターの法則の研究によると、3倍で必勝、つまり、ほとんどの場合、勝てるようです。

この式が成り立つかの理論付けは明確ではありませんが、実社会での能力の戦いというと多面的な競争ということと(つまり、多対多の状況での戦い)、能力を脳細胞のネットワークに依存すると仮定すると成り立つような気がします。時間(努力・忍耐)の二乗に比例して成果が出るとすると、やる気が出ますよね。

小さな会社・儲けのルール-ランチェスター経営7つの成功戦略
著者:竹田陽一 、栢野克己、出版社:フォレスト出版

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『100億稼ぐ仕事術』 by 堀江貴文

シンプルな考えとアウトプットを生む行動に徹する

お正月なので、スケールの大きなタイトルの本を選んでみました。

エッジの代表取締役社長兼最高経営責任者である堀江貴文氏の本です。エッジは、元の名前を「オン・ザ・エッジ」といい、ITバブル時代に、ビットバレーともてはやされ、次々と上場した会社の一つです。このビットバレー企業について、極一部を除いて、私はいい印象を持っていません。というのは、IT企業といいながら、実は、コアとなる技術を持っていない会社がほとんどだからです。きっと、怪しい感じなのだろうなと思いながら、手に取ったのです。

しかし、その妙な期待を裏切り、氏の仕事ぶりが淡々と書かれています。全体を貫く考え方がシンプルで、その記述があっさりしすぎて、するっと読める本なのです。できる人は、ポイントを押さえて、徹底的にやれる人なのでしょう。

すごいなと思った箇所を拾い上げてみる。

集中することについて、インターネットと出会ってからの2-3年は、人との交流ができないほど、仕事に没頭したようです。また、大学受験の半年は、勉強以外のことをした記憶がないとまで言っています。

多くを時間の無駄にしやすい会議ついては気を配っており、その手順は、1.目的をもつ、2.メーリングリストで共有、3.10人以下の出席者、4.仕切る人をつくる、5.結論を出し、6.実行期日を決め、7.議事録をメーリングリストで共有するとなっています。ある意味、あたりまえですが、実践するのは難しいでしょう。

考えると事については、「私の会社の社員を見てきた経験からいうと、その多くは考えることを放棄しているように見える。・・・普段の生活では常識的に行動することは問題ないが、人と差をつける場面で「常識」にとらわれていると失敗する。」と述べ、考えるべきポイントを示しています。

徹底的に、メールを駆使しており、たとえば、部門毎・テーマ毎メーリング・リストを作成し、徹底して、それで情報を共有しています。なんと、一日、5000通のメールを処理しています。それと、Webブラウザのこの2つ仕事をかたづけているとのことです。MS-WordなどのOfficeソフトを無駄の何物でないと切り捨てており、共感してしまいます。

徹底して、基本を忠実に行うことを実践している氏の会社に、つい、投資しようと考えてしまう内容でした。そういえば、細かく株式分割して、話題になりましたよね。「基本を忠実に」という点では、セブン-イレブンの会長である鈴木氏に、通じる所があります。ただ、とてもスマートです。

100億稼ぐ仕事術
< strong >著者:堀江貴文、出版社:ソフトバンクパブリッシング

後悔度:★★ (三つ星満点)
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する


今日、手を切ってしまいました。コップの縁が割れているのに気がつかずに、力強く、洗っていると、人差し指の付け根にちょうど、あたりました。あまり、痛みを感じなかったのですが、しばらくすると、真っ赤な血がさらさらと流れ出てきて、びっくりしました。どうも、血を見るのは苦手なんですよね。バンドエイドで、あっさり、出血が治まりましたが、その後は活発に行動する気が起こらず、ぼっーと、読書とテレビで過ごしてしまいました。

深夜の東京テレビのツタンカーメンの番組やTBSの独裁者につての番組は、おもしろかった。一神教の元祖は古代エジプトから始まること、ツタンカーメンが暗殺されたこと、独裁者になるメカニズムが興味深かった。

本については、紹介した以外に、SEO(検索エンジン最適化)、ランチェスタ経営の本を読んでいました。

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